年に一度、サンディエゴのダウンタウンが最も混む一週間がやってきました。
毎年恒例の「コミック・コンベンション」が明日から開催されるのです。夫は大学もサンディエゴ、その後も2002年からサンディエゴ在住ですが、実はコミック・コンベンションに行き始めたのは3年前から。
「ボランティア枠」というのがあって、ボランティアとして一日3時間手伝うとその日のパスがもらえるというプログラムがあるのを見つけ、それ以来その枠組みに入ったようで毎年行っています。
私も宮崎駿が来た2009年には、「ぽにょ」が上映される映画館の前に並んで待ち、宮崎監督を生で見たりしました。
コミック・コンベンションで働く友人に頼まれて、萩尾望都という日本の漫画家を招待するお手紙について助言したこともあります(この縁で、夫は今年グーグルの会議に行くチケットを入手しました)。
ということで、我が家にとってこれは単に「オタクの集まり」ということを超えた意味をもちつつある会議なのでした。
よくこの話をすると「仮装していくんでしょ」と聞かれますが、実際に行ってみたところでは、もちろんそういう人もたくさんいますが、大多数は普通の格好をした人です。日曜日はファミリー・デーということで子ども向けのイベントも行われます。
夫は今日から休みを取って「バケーションだ~」と嬉々として出かけていきました。実際に始まるのは今夜からですが、ボランティアの登録を早めにすると希望の時間がとれるそうです。日曜日は子どもたちも連れて行きたいと言っていました。
私にとって年に数回行われるRemembrance Courseが「魂の洗濯」となっているように、彼にとってはこれが年に一度、子ども時代に帰って思い切り遊べる時間なんですね~
温かく見守りたいと思います。