4月9日土曜日の今日、14時からは日本大使館主催のCherry Blossom Festivalが行われたので出掛けてきました。


公園を後にしようとした16時前には雲の切れ間から青空が


日本は今年、既に葉桜となってるのでしょうか？
まだまだ朝夕の気温は低いですが、オランダの桜は今週末ちょうど満開！
公園に到着したタイミングでは空に雲がかかっていたものの、夕方には雲もはれお天気に恵まれて最高のお花見日和となりました。


Kersenbloesempark(ケルセンブルーセム公園)、通称BOS公園の中に有ります。

桜公園は自転車や歩きならGoogle Mapで『Kersenbloesempark　Amstelveen』と入れると辿り着けます。

ナビなら、Doorweg　Amstelveenと入れると最寄の駐車場に着きますよ。

道が細いので行き交う人で長蛇の列が出来ていました。

細い道を進むと下りの階段が設置されており、そこを降りて行くと目の前には日蘭友好400周年記念としてオランダの日本人女性ボランティア団体『JWC』によって植樹された400本もの染井吉野が広がり、毎年花見客で賑わうのだそう。
ちなみに、これら400本の桜にはそれぞれ名前が付けられており、200本には日本人女性の名前が、残り200本にはオランダ人女性の名前がついているそうです。

400年以上も前の家康の時代に始まったオランダとの交流が、現代も変わらず続いていると言うのはとても感慨深いです。
私が暮らす街の近くの街ドルドレヒトでは幕末に活躍した軍艦咸臨丸(かいりんまる)が作られていたり、随分と昔から日本と深い関係にあるのだな、と、改めて知る機会にもなりました。


Bos公園内にはCherry Blossom Festival案内の看板

初めてなので、どんなイベントなのかドキドキ


早目に家を出たものの、車を停めるのに少し手間取り辿り着いた時には既にテントは満員！
(Cherry Blossom Festivalはパーク中央に設置されたテント内で行われました)

更に夫、『あっ！招待状忘れた！』とか言出だすし、フェーン在住日本人の方々のお散歩コースだと聞いていたこちらの公園にこんな立て看板が！


オランダ語表記のみだったので意味が分からず、でも何だか怪しいぞ！？と、犬連れの方になんて書いてあるの？と聞いてみると・・・ショック
犬、入っちゃダメ！！！って。
なんとこの4月からは犬禁止になりますって内容らしい・・・

だけど、周りを見渡すと当たり前に大型犬もずんずん入って行くし走り回ってる。
でも、片隅には看板が・・・
立ちつくしているとシェパードを連れた飼い主さん『大丈夫よ！行こう行こう！』と、何の根拠があってか仰る。
大丈夫かな？大丈夫じゃないと思うけど・・・と思いながらも、抱きかかえ公園に入り、交代で抱っこ。

大型犬を連れてるさっきの女性は目立つからね、早速ポリスに怒られていたので慌てて『出なきゃダメですか？』と聞いてみたら、抱いてればOK(ここがオランダ式)とお墨付きをもらったのでひたすら交代で抱っこ。。。

バック持って来れば良かった。。。
ぬかるんだ泥の道を歩いた犬の抱っこでドロドロのヘトヘトです
でも満開の桜は満喫しますよ。


（ピントが・・・犬じゃなく完全に桜にあってしまってますね）


こちらのイベント、14時からは招待客のみでした。
15時以降は一般客もテントに入って和食(招待客以外は有料でたい焼き・たこ焼き・焼き鳥・お寿司など)や和菓子にお茶・お味噌汁などが頂けて、コーラスや和太鼓など楽しめるイベント。


コーラス

あらっ！
お友達も参加されてます


（たぶん）ライデン大学の皆さんのダンス？　Tシャツに『雷電』とありました


ものすごい盛況で、テントの中に入ると暑いくらい。
目的の列に並ぶのは良いけれど、タイミング次第ではいちど並んだら身動き取れないほどの混み合い。


たい焼き

我が家は夫が『たいやき食べたい！』と言うので、私がテント内で並びやっとこさゲットしましたが、12個ずつしか焼けない上電気式らしく１回１回が結構時間がかかっていて、更に目の前でちょうど終わってしまいもう１回転待たねばならん・・・
実は横入りも結構あり、結局1時間以上並んだかな？
まさかの待ち時間のおかげで、人混みをすっかり忘れた生活をしてる私は既に汗だくヘトヘト


外にはポッフェルチェの機材を使って焼いたたこ焼きも



和太鼓ショー

満開の桜とたい焼きを堪能し、最後にテント入口前でお知り合いのお子さんが参加されていた太鼓の披露を見てからこのイベントを後にしました。


帰りに東日本大震災を悼む石碑が設置されていることに気が付きました。