私にもサンタさんが来た! キャッスルトンの紅茶と茶園が有名になった出来事 | 心のコンパスがさししめす まだ知らないどこかへ                 ~2度目の帯同はUSAからスライド ハードな国へ~

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旅の計画も旅も好き♪地のものを食べ歩くのも大好き♪
非日常のモノ・コト・体験&経験をしつつも
『懐に優しく上質でリュクスな旅』実現のため知恵を絞る日々と旅の記憶を気ままに綴る私の軌跡!

HGVCとJGCにSFC,時にはFクラス・LCCも活用しメリハリ旅を目指してます!

 

毎度ながら、ご無沙汰しております。

今年も殆ど記事に出来ないままあと数日となってしまいました。

子供のイヤイヤにまたか!とため息をつきながら、今年は初のクリスマスプレゼントをどうするか?悩み過ごした年末でした。

 

今朝枕元の包みをみて『わぁ~!』っと、喜んでくれてホッ。

『良いですね~、良いですね~』とニコニコする姿に、こちらが嬉しくなりました。

 

 

さて、今日は紅茶コーヒーのこと。

我が家が駐在してた時は年末年始休暇が長く取れなかったので結局いちども帰省はせず、近場を旅して過ごしました。

まぁ、日本に居ても年越しは旅行に出掛けてたし、有難いことに盆暮れは必ず帰ってきなさい!と言う両親ではないし子供のお休みに合わせる必要があったわけでもないためお高く混む時期は避けておりました。

お子さんがいらっしゃる駐在員は年末年始を日本で過ごすべく、帰国される方々がたくさんいらっしゃいます。

で、毎年この時期はお歳暮とは別にちょこっとしたお土産が届く♪

これ、いろいろな国の名物?と出逢えることがあったりして結構嬉しいです。

きっと大量に持ち帰ってらっしゃるから、お茶類や焼き菓子など軽くて乾いたものが殆どではありますけどね。

私達が若い頃頂いたのとは随分と違って来て、最近形式ばった物は少なくばらまき系がメインなのでいちいちメモしていないのですが、今回はキャッスルトンの紅茶が届きました音譜

 

朝こんな状態で置いてあって何???

 

 

 

聞くと、部内へのばらまき用がティーバックでみんなで分けたもの。

リーフは個人的にもらった、と。

 

キャッスルトン ヴィンテージ ダージリン 紅茶  

 

製品特徴-

キャッスルトン茶園が提供する紅茶を飲むということは、即ち最高のダージリンティーを飲むということです。

グッドリック社の最高の宝物ともいえるキャッスルトンは、全てのダージリンの中でも、人々が最高の敬意を表す紅茶です。

キャッスルトンは絶対的な静けさと同義で、この独特なヴィンテージ ダージリンティーは、繊細な味、豊かで絶妙な風味を持っています。

一口ずつ飲んでいただくことで、完全なる喜びを感じる経験を提供します。

フレーバーはユニークな中国の味と風味

 

茶種:ブラックティー

フラッシュ:夏

グレード:ホールリーフ

 

 

オランダ駐在時は何度か来てくれた後輩くん。

現在は家族でインドに赴任され頑張ってらっしゃるようです。

それでキャッスルトン。

ありがと~!!

 

 

さて、日本人の間でなぜキャッスルトンがここまで有名になったのか?
私も詳しく知らなかったのですが、面白い話を聞いたので。

 


◆キャッスルトン茶園が有名になった理由


日本人にとって、ダージリンの中で最も有名な茶園は、キャッスルトンではないでしょうか?
茶園ですが、なぜ、有名になったか?
それは、インド・カルカッタのオークションに秘密があるのだそう。

 

ダージリン紅茶の大部分は、カルカッタの紅茶オークションで、競りにかけられます。

いまからずっと前の話.... その紅茶オークションで、キャッスルトン茶園がそれまでの最高値で落札されたのです。
 

 

◆カルカッタ・オークションでの出来事!

ある日、ものすごく品質のいいキャッスルトン茶園のダージリンティーがオークションにかけられました。
ある紅茶仲介業者A社が、50ドル、60ドルと、高い値段で競り落とそうとします。
そして、別の業者Bも、60ドル、70ドルと、競り負けません!!

  A社:「80ドル!」
  B社:「90ドル!!」
  A社:「100ドル!!!」

と、どんどん価格が上がっていき、ついには300ドル以上に価格が上がっていきました。

これまでにない高値です。

そして、A社が、B社に訪ねました。。。。

  A社:「君は誰から、仲介を頼まれたのだ?」
  B社:「日本の皇族の方からですよ!」
  A社:「私も、同じ日本の皇族の方から頼まれたのですよ。」

(^^;(^^;

なんと!

まったく同じ依頼主から、2つの仲介業者にオークションで競り落とすように注文があったのです。
その方が、日本の皇族の方だとのこと。
2つの業者に「いくらの値段でもいいから、このキャッスルトン茶園を競り落としてください。
なんて同じ依頼をしてしまっていた、と言うのです。

 

結果、2つの業者が高値で争うことになりました。

 

オークションでは、ミスであっても1度言った金額は取り消すことができません。
その結果、それまでにない値段でキャッスルトン茶園の茶葉が競り落とされワールド・レコードを出したとして、日本をはじめ、世界中でその名前が知られることになったのです。

キャッスルトン茶園が、ワールド・レコードを出したエピソードは有名ですが、その詳しい中身については初めて知りました。

 

最近物忘れがひどいので備忘録として。

 

落ち着いてお茶が飲める時にリーフは頂きましょ!