2025年度から3子以上の大学授業料無償化が発表されました。

 

3人のこどもがいても、大学の授業料がほぼかからないようになります。

 

これは大きなメリットになります。

 

残念なのは、2子以下のご家庭です。

 

授業料が発生する以上に、もっと深刻なデメリットがあります。

 

その1、MARCHといった大学の競争がさらに激しくなる

 

これまで3子だと頭のよい子も進学を諦めてきました。

しかし、これからは当然に都内の有名大学に進学します。

地方の国立に行くメリットは感じられないからです。

若年層は都内への憧れが強いので、都内への大学を希望します。

さらに、就職や転職といった格差も増大します。

 

その2、3子の家庭は一流塾に通える

 

当然、教育競争が激化します。

3子以上のご家庭は、一般的な塾ではなく、これまで通えなかった一流塾をチョイスできるようになります。

大学受験はプロが教えれば、飛躍的に伸びます。

塾講師の力で行ける大学が決まります。

塾選びを間違えると、不本意な大学へ進学せざるを得なくなります。

 

その3、都内の高校生は授業料が無料になる

 

東京都も高校授業料も無料化することにしました。

2子以下でも、これから一流塾に通う子が増加します。

結果、益々、塾格差が広がります。

浪人して、学力がついても合格することはほぼなくなりました。

これから後の世代の方が学力がついた学生が受験するからです。

今年度の大学受験で受かった大学に進学しましょう。

浪人すると、時だけが無駄に過ぎていきかねません。

 

その4、2子以下も競争に巻き込まれる

 

3子以上や東京都の子の学力が一流塾の力によって増大します。

都内のご家庭のこどもは存分にプロ講師の授業が受けられます。

一方、一般的な授業を受ける高校生たちもいます。

過去問の解説を受けて、勉強したり、チューターに質問したりと無意味な作業で終わります。

塾を妥協すれば、有名大学に入るチャンスがほぼなくなります。

努力や能力が大きく作用する国家資格試験とちがい、大学受験は、プロ講師の力が大きく作用します。

 

その5、競争激化する有名大学ではなく、国家資格が取れる大学へ

 

私立文系大学は、地方の進学校からも受験者が増大します。

一方、保育士、介護士や理学療法士、看護師といった大学はまだ入りやすいです。

ブランド大学への道は捨てて、国家資格系大学へ進む賢い選択もあります。

私立大学を卒業しても、なにも資格が取れないデメリットがあります。

20年後、路頭に迷うことを回避するためにも国家資格を取得しましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

 

3子以上や都内の子が優遇される一方、それ以外のこどもたちは競争に巻き込まれます。

 

大変な時代に遭遇しました。

 

しかし、だからといって進学は妥協できません。

 

あなたのそばにいるプロ塾講師に相談してみることをおすすめします。

 

彼らの経験と知恵は絶大です。