3月12日 大安吉日
近所の氏神様へ、お宮参りに行った。
真冬の寒さを避け、生後2ヶ月近くのお参り。
産後の体調も良く、息子の体重は5kgを少し超え、よく飲み、よく寝て、とても育てやすい様に感じる。
大きな病気怪我なく、無事、元気に健康に育ってくれますように。。。
夕食は御祝いに春のコースメニュー。
(前菜↑竹の子とフキノトウの天ぷらが美味しかった。)
久々の外食に、美味しい食事に、
心からホッとして 大満足。
一気に気が抜ける。
この日を家族皆で迎えられて本当に良かった。……長い長い2ヶ月だった。
というのは
産後2週間ほどがたった
2月上旬に長女が2回もインフルエンザにかかってしまった。
2歳の次女もほぼ同時にかかってしまい、
たまたま夜、2人一緒にER受診したら次女がその場で痙攣を引き起こしてしまい、
とまらず、緊急入院になってしまった。
すぐさま救急処置室へ連れて行かれ、
次に娘と会えた時には
人工呼吸。意識なし。
つい数時間前まで普通に元気だった娘の管だらけの姿が信じられず、現実に心が追いついてゆけない。色々な考えたくない不安に気がおかしくなりそうだった。
まさか。どうして。なぜ我が子が。
そんな中でも産まれたばかりの長男に授乳しなけらばならない。母乳も出なくならないように無理やり保ち、まだ5歳の長女にも心配かけないように話をして、なんとか家族みんなで支え合い乗り切った。
どんなかたちでも、生きてさえ、生きて帰ってきてくれさえすれば、それでいいと願った。
産後初めての外出は近所の神社。
もう神頼みしかなかった。
小さい鼻をシワシワにさせて笑う顔ばかりを思い出す。
いつまで続くのか分からない深い闇の中の様な数日間だった。
それから一週間程で意識回復し、
そこからリハビリして、
紙一重の所で奇跡的に無事元気になって帰ってこられた日の事、
少しモジモジしながら嬉しそうに
『ただいま!』って玄関に入った次女の笑顔は本当に忘れられない。
命の尊さと、当たり前の普通の生活が出来ることがどんなにどんなに幸せな事かと思い知った出来事だった。
本当に運が良かったんだ。
かけつけて助けてくれた両親、姉、妹達、
心の支えになってくれてありがとうと、
家族の有り難さに感謝した。
子供達、どうかどうか健康で怪我などなく、無事に育ってくれますように。
本当にそれがいちばんの願い。
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息子の成長はというと
3人目ということもあり細かい事もあまり気にならず。
よく飲み、よく寝て、手がかからない。
空気を読んでいるのか。?まさか。
1ヶ月検診でも平均体重1日あたり50g増で成長を褒められ、
今の所、特に心配ごともなし。
というか、問題なければ心配する暇もなかったというのが正直な所。
息子よ、本当にごめん。
分かってはいたけれど、家事と育児に
泣いても抱っこしてあげられる時間が短く、抱っこ大好きなのに、むしろ申し訳ない気持ちでいっぱいの毎日。
赤ちゃんのこの時期ならではの可愛さで、純真無垢な瞳にむしろこちらが癒してもらっている。
しっかりしなきゃ、って正気を保っていられたのも、この子のおかげだと思う。
大きな変化は、、、
3日前くらいから、あー、うー、という声も急に抑揚がついてきて、しゃべっている様な感じになり、
ようやく声で何を求めているのか分かる様になった。
タオルの絵の金魚と会話している笑
話しかけると反応して返事をしてくれるようになり、
あやすと笑う様になった。
鼻の下を触るとよく笑う。
気に食わないと時々怒りの表現。
首がすわってきて、キョロキョロと見回すので、後頭部がすれて薄くハゲになってきた。
女の子の上2人の時より、やたらバタバタと手足を動かす。
はじめての男の子育児は、新しい発見もあって面白い。
コミュニケーションがとれると、ますます嬉しくなって楽しみが増えていく。
あしたはもう少し、私の心に余裕が持てるといいなぁ。
きっと一生忘れられない2ヶ月の出来事。