アンチエイジング | 西池袋TKデンタルクリニックブログ

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西新宿歯科クリニック 院長の武末です


このご時世で、アンチエイジングという言葉をご存じない方はほとんどいらっしゃらないでしょう。


私は歯科よりも皮膚科関連での知識から入ったのですが、もちろん歯科においてもアンチエイジングという

キーワードは今ではきっても切り離せないものになってます。


しかし、最近見たあるTVで紹介されていたのは、納得できないものでした。


歯科におけるアンチエイジングをあたかもホワイトニングに限ったことのように報じられていたのは

かなりの疑問でした。


結論から申し上げると、私はアンチエイジングという言葉を歯科に適用するならば、ホワイトニングでは

ないと思っています。本来のアンチエイジングとは人間、ここであえてホモサピエンスといってもいいかも

しれませんが、我々が元々もってる遺伝子は現在では120歳まで生きれるものを持ってると言われてます。



だから、本来持ってる120歳まで生きることができるかもしれない可能性への補助であれば十分だと思う

のです。もちろん、50歳の女性が30代に見えるように働きかける医学もありだとは思います。



しかし、私は50歳になってから突然、医学の力を借りて、30代に見せかけるよりは、30代のうちから

50歳になっても、老けて見られないような戦略をプロの正しい知識と情報に基づき、愚直に行うことで

得られる美しさであると考えるんです。



ですから歯科に置き換えるならば、究極の歯科のアンチエイジングはというと


80歳になっても1本の歯も失うことなくそれでいて、機能的に必要十分な磨耗などにとどめられていて、

そして平均的な同年齢の人たちと比較しても優位に若く見えるだけの審美性と機能性が兼ね備えられ

ている口腔内を保ててることである


と私は勝手に定義してるわけです(どの本探してもこんなことを書いてるものはありませんよ)


そのために結局大事なのが未病という考えでもあり、もっと平たく言うところの予防だと考えてます。


残念ながら歯科において、初期の虫歯や歯肉炎などの極々限られた軽度の疾患以外は、私が考える

ところでは治癒という概念はありません。


いくらセラミックを用いた最新治療を行っても、いくらすばらしい先生にインプラントで欠損補綴を施して

もらっても、それはあくまで、代替品でしかありません。生まれながらに持ってたものを虫歯や歯周病

などの何らかの疾患や外傷などの事故で失った体を、補ってる風にしてるに過ぎません。


歯科における9割以上の疾患は不可逆的であり、福岡先生のいうところの動的平衡の概念とは違った

部分で論じる必要があるのです。


だからこそ、問題がおきないうちに我々が本当のアンチエイジングのお手伝いをすることができる機会を

年に数回のメインテナンスで行わせていただきたいのです。


そんな私の想いと、今のマスコミで報じられてる内容では大きなギャップがあるのはある意味仕方ないと

もあきらめていますが、せめて、このブログをお読みいただいてる皆さんと、当院を受診してもらってる

患者さん、そして関係者の方々には、わかっていただきたいのですが・・・・


伝わりますか?


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