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西新宿歯科クリニック　院長の武末です

昨日は娘のピアノのコンクールでした。

娘がエントリーしてるのは幼児の部。とはいえ、このコンクール、かなり本格的で、まずは

地区予選⇒地区本戦⇒関東大会⇒全国大会

とまるまる1年かけて行われ、毎回課題曲が変わるというもの。

このブログでも前回の地区予選の結果を書かせてもらっています。

予選では惜しくも4位（優秀賞）という結果でしたが、いただいたトロフィーは金　銀　銅賞のもの

と比較するととてもコンパクトサイズ。彼女はそれがとても悔しかったようでした。

それでもモチベーションを保つ意味で、我が家にはそのトロフィーが目につくところに

飾られていました。

昨年末、私が「すべらない話」でＭＶＳを獲得し持ち帰ったトロフィーがその横に飾られることに

なりました。

「いいなあ、パパのトロフィーは大きくて」

それが彼女の心に火をつけるとはその時は誰も思ってもいませんでした。

本気の大人たちがぶつかったとはいえ、たかが5人の中の1等賞で獲得したこのトロフィーが・・・

今回のコンクール地区本戦の会場は朝日新聞本社横にある浜離宮コンサートホール。

とても立派な会場でした。

彼女のエントリーしてる幼児の部だけでも本選を勝ち抜いてきた若きピアニストたちが63人。

ライバルの数は決して少なくありません。

今回の衣装も前回同様に黒でこんな感じ。

あまりにもかわいいので、パパとも記念に一枚お願いしました。

演奏前の緊張ではなく、パパとのツーショットに照れてる（嫌がる？）彼女と私です。

63人の若きピアニストたちの演奏をずっと聴いていると、やはりそれぞれ個性もよーく分かるように

なってきます。それ以上にそのピアノの上手さも。ミスタッチがない事は当然としても、そのテンポ

や強さ、指の運びや表現力など、本当にそれぞれです。

それが個性であり、とても微笑ましくもあるのですが、これはコンクール。数名の審査員の先生方

により厳しく採点され、そして優劣がはっきり出されてしまうという小さな子たちには酷ともいえる

ものです。しかし参加した以上、それは仕方ありません。

後半２/３くらいのところで娘の登場。とてもリラックスして、そして堂々とした娘に対して

私たち親の方はというと、心臓が口から飛び出るんじゃないかというほどの緊張。

そしてその演奏は・・・

完璧でした。練習の成果がそのまま本番で発揮されました。あとは結果を待つばかり。

結果は最後の子の演奏が終わって30分程度で発表です。

まずは準優秀賞の発表。そして優秀賞。

最後に銅賞、銀賞、そして金賞の順番で呼ばれます。今回は番号順ではなく、五十音順での

発表です。

なるべく後に呼ばれた方が良いわけです。

準優秀賞の発表には呼ばれませんでした。「よかった～～」

そして優秀賞の発表。しかしタ行の発表は過ぎ、ナ行へ。

つまり残すところの３賞か？それとも落選か？

続けてすぐに銅賞の発表。今回は同点で２名いるらしく、そこで呼ばれてほしいと祈るも

呼ばれず・・・・

次に銀賞。

そこでようやく娘のフルネームが呼ばれました

興奮しまくる親とばあばと先生たちをよそに嬉しそうに舞台へ上がる娘。

最後に金賞の発表で呼ばれた子は、先生も家内が「この子は上手」と言っていた子でした。

しかしその子に次いでの２位。６３人中の２位は大変立派だとおもいます。

家内は観客席で感極まって涙してました。それを見た私もなんだかもらい泣き

きっとこの日のために先生と娘と家内はタッグを組んで一生懸命頑張ったんですね。

よかったよかった

　受賞後の記念撮影　　　　　　　　　　　　　　　ご指導いただいた先生と

　ママと先生と３人（頑張ったチーム）　　　　　　親子３人で

受賞後は先生やばあば、そして我々と誇らしげに記念撮影。

ようやく大きなトロフィーを獲得しました。次は関東大会。ここで同様の成績をおさめることが

できたら、いよいよ最終目標である全国大会出場です。

帰りに近くの築地のお寿司屋さんでぷち祝賀会をして帰宅。

帰宅後まず娘がとった行動は私のトロフィーの横に自分が獲ったトロフィーを並べることでした。

「ほら、パパのよりずっと大きいんだから」と自慢気に話す娘がとてもかわいらしく

そして誇らしく思いました。

我々は決して娘をピアニストにしようなんてこれっぽっちも思ってません。しかし正当な評価が

下される場において、それも可能な限り大きな土俵において自分の望むような結果をとりに

いくためには、何をどうすべきであるかということは、このくらい小さなうちから知っておくことは

彼女にとって決して無駄にはなりません。

私も３歳から大人にまじって柔道一筋でやってきたあの時の経験は今でも本当に活きてます。

当時の練習は父親が見てましたから、それはそれはスパルタどころの話ではありませんでした。

それでも小５まではすべての大会で無敵。期待されている結果を残し続けるために陰で行った

努力という２文字は確かに当時は嫌々でした。しかし今となっては父親から受け継いだその血が

娘にもながれているんだなあと思いながら・・・

さあ、娘よ！余韻に浸るのは昨日まで。今日からは新たな目標に向けてのスタートだ。

パパも今日は１日、びっちり歯医者さんの勉強に行ってくるからね。

それにしてもほんとうに　おめでとう　　パパより

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