『第三世界の主役「中東」日本人が知らない本当の国際情勢』は中東の帰国生の願書作成に役立ちます。 | 帰国子女枠入試を合格させるための自己PR添削と面接練習対策

帰国子女枠入試を合格させるための自己PR添削と面接練習対策

■ 帰国子女枠入試で成功するポイントについてお伝えします。
■ 帰国子女枠中学受験、高校受験の情報をお伝えします。

● 『第三世界の主役「中東」日本人が知らない本当の国際情勢』は、ドバイと中東エリア全域と滞在している国や地域の特徴が書かれているので、中東エリアの帰国生の願書作成に役立ちます。

帰国子女受験.comの齊藤です。

海城中学の、2024年度帰国子女枠4月編入試験の合格発表が3月8日(金)にありました。

スカイプレッスン受講生、海城中学に合格です!

担当は、北海道大学医学部の黒田先生です。



黒田先生は、小学校受験と中学受験の両方を経験しています。

ですから、小学校受験のペーパーテストや個別テストや集団テストのことが分かります。

また、中学受験の2教科・4教科指導、高校受験の3教科・5教科指導も得意なんですよ。

さて今回は、自己PR型の帰国子女枠入試・帰国子女枠編入試験を行う帰国生の多い国際校の願書についてお伝えします。

2024年度帰国子女枠9月編入試験の募集要項が、続々と公示されています。

特に、自己PR型の帰国子女枠編入試験を行う国際校では、募集要項の公示が早いです。

2024年度、自己PR型帰国子女枠9月編入試験実施校について

関西学院千里国際中学高校(オンライン)


・試験日 6月15日(土)
・出願期間 5月27日(月)~29日(水)

同志社国際中学高校 ※予想

・試験日 6月29日(土)
・出願期間 5月20日(月)~30日(木) 

立命館宇治中学高校

・試験日 6月29日(土)
・出願期間  6月3日(月)~17日(月)

東京学芸大学附属国際中等教育学校

・試験日 7月2日(火)
・出願期間: 5月15日(水)~22日(水)

国際基督教大学高校(ICHSH) ※予想

・試験日 7月8日(月)
・出願期間: 6月17日(月)~21日(金)

自己PR型の帰国子女枠入試・帰国子女枠編入試験を実施する学校では、願書を重視します。

受験生にバッチリな願書を作成してもらうために、上記の学校では募集要項の公示が早くしています。

特に関西学院千里国際中学高校と東京学芸大学附属国際中等教育学校と国際基督教大学高校(ICUHS)は願書の記入箇所が多いので、募集要項がアップされたら、作成をすぐに取り組む必要があります。

国際基督教大学高校(ICUHS)の願書の中で最も重要な自己PRカードを確認してみましょう。

国際基督教大学高校(ICU)の自己PRカード

1、国際基督教大学高等学校に入学したい理由: 日本語は900字前後

2、海外生活を通して学んだこと: 日本語は600字前後

3、諸活動の状況や実績について: 日本語は600字前後

2つ目の項目「海外生活を通して学んだこと」について書く際、自分がどのような国や地域に所属してきたのかを知っておくと、内容に深みが出て、ユニークな内容にすることができます。

そこで以前、願書を重視する自己PR型の帰国子女枠入試・帰国子女枠編入試験を受験する帰国生に向けて記事を書きました。

・アメリカの帰国生が自己PR型の帰国子女枠入試・帰国子女枠編入試験の願書作成時に役立つ書籍の紹介記事

・東南アジアの帰国生が自己PR型の帰国子女枠入試・帰国子女枠編入試験の願書作成時に役立つ書籍の紹介記事


次は、中東エリアに住む帰国生のお役にたちたいと思います。

1、中東エリア全域の特徴について
2、滞在している国や地域の特徴について
3、中東エリアと日本の両方に住んだ経験がある方からの双方の違いの解説について


少なくとも「1」と「2」の両方は理解した上で、自身が滞在している国や地域について説明できるようになってください。

なぜなら、日本に住む人たちは、中東エリアの国々の違いを理解しにくいと思っているからです。

・中東エリアではアラビア語が広く用いられている
・中東エリアではイスラム教が広く信仰されている
・中東エリアはアジアとヨーロッパとアフリカに繋がる地域である


アジアやヨーロッパと比べて、中東エリアは近隣諸国との共通点が多いように捉えられているからです。

中東エリアでは全体としての共通点や発展もありますが、それぞれの国々には独自の歴史や文化があり、また、独自の発展を遂げているはずですよね。

ですから、中東エリア全域の共通の特徴を理解した上で、自分が住んでいる国は共通の特徴とは何が違うのかを願書で明確にできると、内容に深みが出ますよ。

そこで、中東エリア全体と滞在国の特徴に関して知識を得られる書籍を3冊紹介します。


まず、アラブの特長を学べる書籍についてです。



・ペンブックス30 アラブは、美しい。 編集ペン編集部

この書籍では、アラブの共通点を学ぶことができます。

「2、アラブの美とは何か。」と「4、アラブの日常と現代文化。」の内容が使いやすいと思います。

掲載事項を確認してみましょう。

『ペンブックス30 アラブは、美しい。』に開催されているアラブ地域の共通点

2、アラブの美とは何か

・この地域に根付く、アラブの美について

・古代の様式を導入し、発展したイスラム建築

・住民の暮らしを守る、迷路のような旧市街

・自然と悠久の時が作り出した、絶景に驚く

・中東の都市を大胆に彩る、驚きの現代建築

・異国の磁器や金属器を手本に、進化した陶器

・金属やガラスなど、多彩な工芸の魅力を解説

・中東における美の殿堂、ルーヴル・アブダビ

・アラブの美と出合える、世界のミュージアムへ

・世紀、西洋の憧れが描かせた東方(オリエント)の絵画

・複数の物語が入れ子となった、『千夜一夜物語』

4、アラブの日常と現代文化

・日常のやり取りからわかる、アラブ人らしさ

・アラブに生まれた芸術家2人の、作品と視点

・庶民を描いた映画が、多くの人の心に響く

・羊肉やヨーグルト、ひよこ豆が定番です

・人々の生活を彩ってきた、「香り」の楽しみ

・日本で買える、味わい深いアラブの雑貨

28ページに、深見奈緒子さんが「アラビア語と文字が、美を構成する根源にある」というタイトルでアラビア地域の美について解説しています。

とても分かりやすいです。

次に、滞在している国や地域の特徴を学べる書籍についてです。



・地図でスッと頭に入る中東&イスラム30の国と地域 監修者高橋和夫 発売日2022年8月30日

この書籍では、中東エリア30か国のそれぞれの特長を学ぶことができます。

各国の特徴は2ページでまとめられていて、イラストも多いので、理解しやすいです。

また、各国の解説の間に、「中東史解説」や「歴史閑話」などが掲載されています。

中東エリアの国々の特徴をいくつか読んだ後に「中東史解説」や「歴史閑話」などを読むと、中東諸国の繫がりや諸問題点を理解しやすいです。

アラブ首長国連邦のページで確認してみましょう。

地図でスッと頭に入る中東&イスラム30の国と地域のアラブ首長国連邦のキーワード

・ご当地アニメ『フリージ』

・おれたちゃ海賊

・シールバニーヤース島

・7人の君主

・ブルジュ・ハリファ

・投資で世界を操る

・デーツでおもてなし

・アブムサ島領有権問題

・アルアインの街

・ドレスコードはまちまち

・光り輝くモスク(第3の都市シャルジャ)

アラブ首長国連邦の帰国生はカタールやサウジアラビアの特長も読んで、3か国の違いを考えると良いですよね。

最後に、ドバイと中東エリア全域と滞在している国や地域の特徴を学べる書籍についてです。



・第三世界の主役「中東」日本人が知らない本当の国際情勢 著石田和靖

この書籍では、2023年後半時点での中東と世界の関係を知ることができます。

第1章ではドバイの解説が詳しいです。

ドバイに住んでいる人たちの9割が外国籍なので、他の中東諸国と比べると、イスラム文化を知る機会が少ないかもしれません。

ですから、ドバイ独自の特長をしっかり伝えられるようにしておきたいですよね。

第三世界の主役「中東」日本人が知らない本当の国際情勢 第1章 進化する中東

・石油によって「世界のハブ」の可能性を見失う

・「大陸のつなぎ目」の役割を取り戻したドバイ

・世界中から企業が集まる「エコノミックフリーゾーン」

・国家自らが資産を運用する「政府系ファンド」

・ドバイの成長戦略に倣うサウジアラビア

・サウジアラビア驚異の未来都市計画「NEOM」

・「中東トップは譲らない」さらなる高みを目指すドバイ

・併設された世界最大級のモスクと教会に見るエジプトの改革

ドバイの説明だけでなく、中東エリア全域の説明、そして、ドバイの発展が近隣諸国にどのように影響を与えたのかも書かれています。

1、中東エリア全域の特徴について: 『ペンブックス30 アラブは、美しい。』『第三世界の主役「中東」日本人が知らない本当の国際情勢』

2、滞在している国や地域の特徴について: 『地図でスッと頭に入る中東&イスラム30の国と地域』『第三世界の主役「中東」日本人が知らない本当の国際情勢』

中東エリアに住む帰国生のみなさんは、願書作成の際に上記の書籍を参考にしてみてくださいね。^^

3、中東エリアと日本の両方に住んだ経験がある方からの双方の違いの解説について

ところで、「3」のカテゴリーに当てはまる書籍があれば、願書を作成する際に参考にすることができます。

中東エリアでの長期間の生活を通して得られた学びや気付きが書かれているからです。

作文エッセイや面接でも活用できそうですね。



日本時間4月21日(日)15時から開催の、ドバイ、アブダビ、サウジアラビア、中東諸国に住む帰国生が自己PR型の帰国子女枠入試で役立つ学びや気付き「ネタ」を伝授する有料のオンライン勉強会で、「3、中東エリアと日本の両方に住んだ経験がある方からの双方の違いを学べる」書籍を紹介します。

楽しみにしていてくださいね。

ドバイ、アブダビ、サウジアラビア、中東諸国に住む帰国生が自己PR型の帰国子女枠入試で役立つ学びや気付き「ネタ」を伝授する有料のオンライン勉強会のお申し込みは、こちらからです。

では今日も笑顔の一日を!

各種サービスはコチラから!

・海外駐在員専用スカイプコンサル

・塾が対応してくれない内容を学べる、帰国生のための夏期講習

・帰国枠受験、6か月以上長期レッスンサービス

・編入試験対策、3か月レッスンサービス

・帰国子女枠入試、面接練習サービス

・帰国枠面接対策のプロに、回答を作ってもらえる、ラクラク面接対策サービス

・中学受験英語エッセイ添削・文法指導サービス

・帰国枠中学受験、日本語作文指導サービス

・自己PRと活動報告書の添削・作成代行サービス

無料メルマガはコチラから!

・『帰国枠入試を成功させるための自己PRと面接練習』

・『帰国子女枠を有効に使う、10日間無料セミナー』

大教大池田、渋谷教育学園、慶應、東京学芸大学附属、早稲田本庄など、面接重視校には、面接練習サービスが役立ちます。

芦屋国際、立川国際、渋谷教育学園、頌栄、学芸大附属国際中等教育、同志社国際など、英語エッセイが出る学校には、添削サービスが役立ちます。