今日は一家でメトロポリタン美術館で今話題の「源氏物語展」The Tale of Genjiに行ってきました。

 

来週から、目玉作品とされている屏風がなくなってしまう、ということで急いで行ってきましたよ。

そして、メトロポリタン美術館では初めて漫画を展示!ということで、大和和紀の原画も見てきました。はいはい、ワタクシ、はいからさんが通るの時からファンなんですよ。

初めて原画見ました。白人の源氏、アメリカ人にはどう映るんでしょうね?

 

っていうか、漫画よりも先に芸術品に関して何か書きなさいよ。。。。ですね。

 

 

 

源氏物語が発表されてから今までの千年の間、それを題材とした芸術作品が次々に作られてきて、それを一堂に集めて展示されています。

いわゆる、その時代、その時代の同人誌みたいな??自分の世界、自分の解釈の源氏物語作品がたっくさん!!

源氏物語の屏風、源氏物語のかるた、貝合わせ、源氏物語の絵本。。。。。

いわゆる、みなさん、1000年に渡って現れた源氏オタクなんでしょうね??

年代順に並べられていて、最後が漫画家の大和和紀さんだったわけです。

 

うちの14歳児さんは、一つ一つ時間をかけて全て解説を読む人なので、時間がかかるの。。。

いつもなら私一人だとさっさと見て帰りますが、今回は、仕方なく彼を待ってる間に色々読んだりして面白いものを発見。というか、オットが発見したのですが。

 

このマークがあちこちにある、なんだろう??一つ一つ違うみたいだ。。。

ということで、解説書を読んだりして調べてみました。

源氏物語の各章にこういうマークが一つずつつけられていて。。。。

で、どうやら、「組香」(insense game)という、お香当てゲームにそれが使われていて、

源氏物語の登場人物の名前がついた香木の組み合せをあてる、というものらしいです。

私の解釈合ってるかな???

色々なものがあるんですねえー。今でも組香は行われているということですよ。

 

っていうか、これってみんな普通に知ってることなのかな??

お恥ずかしながら、私らフーフはちゃんと習っていなくて知りませんでした。。。

 

それにしても、この展覧会を実現させたメトロポリタン美術館のジョン・カーペンター学芸員、すごいです!日本芸術オタクですね!