今年に入り、6年前一度覚えたものの手順を忘れたり怪しくなっていた型の復習を始めていました。

 

昨年来、覚えていた15種類程を日課として行っていたのですが「どうせなら」と思い、それ以外の殆ど手順を忘れていた抜塞小、五十四歩小、五十四歩大などの型を再履修と言う訳です。

 

五十四歩などは手順が長く複雑なので思い出すのに苦労するかと思っていましたが、意外や数時間おさらいするだけで手順だけは何とか覚えられました。
おさらいしていると「こんな手順だったか?」と思うことの方が多く、知らない型を覚えているような気すらしたのですが、不思議と以前覚えた時よりも手順が身体にしっくり来ます。

 

一応は一度手順を覚えたいたからと言うのもあるのでしょうが、2月末の稽古で仲間から見せてもらった套路に刺激を受けていたため型への意欲が上がっていたことと、先月今月と身体の調整に時間を掛けており、身体が良く解れていたのも型がすんなり入って来た要因かと思っています。

またこの5年間に基礎的なことを積み上げた影響も馬鹿になりません。


以前は”手順を覚えただけ”でしたが、今回は型の中に出てくる動作手順から様々な体捌きを抽出可能かと思いますので、毎週の稽古で抽出した動作の検証を進めたいと考えています。

個人的に空手の型には”正伝”と言う型はないと考えていますので、その辺りの検証は先生に仰っていただいた通りに自由に進めたいと考えています。