お久しぶりです。

 

何度も同じことを書いていますが、ブログ更新は怠っていますが、稽古は毎週、気の合う、そして求道心のある仲間と続けています。

 

今日は私の稽古会で色々試したことを書きたいと思います。

私の会では中国武術を習っているKさん、江上空手を稽古しているYさん、原田先生の空手を研究している私の三人が各々の突きや打撃に関してこだわりを持った上で意見交流しつつ稽古しています。

 

互いに共通する部分と異なる部分を尊重しつつ交流していますが、今日は三人の打撃を受けた時の感触の違いを記したいと思います。

 

後輩にあたるE君にミットやクッションを持ってもらい中庸以下の力加減で突くと、共通している点はE君が突きによって後ろに崩されることと、一種の貫通力のような衝撃を感じるところです。

 

しかし、面白いことに当たった時の感触は、Kさんのそれは太い丸太で突いたような衝撃、Yさんのそれは当たった瞬間にバン!と弾ける感じ、私のそれは先端が鋭利な棒で突いた感覚と三者三様の違いがあります。

 

後ろに崩す力はKさんのそれが強く、Yさんのそれは後ろに弾く感じで私のそれは力が後方に抜ける感じだそうで、後ろに崩す力は二人ほど強くはありませんが、その分ものすごく不快な感触が残るそうです(苦笑)

 

かつての稽古仲間であるシステマの北川君とは三人ともに随分長いこと一緒に稽古する機会はありませんが、面白いことに彼のパンチの解説動画に於ける拳の握り方は私たち三人の打撃とも共通点があります。

 

何年も前ではありますが、私が受けた北川君のパンチはYさんの突きが当たった瞬間の弾ける感覚と良く似た感触でした。

彼も含めて四人とも別々の流儀・会派に進んでいるにも関わらず、打撃に関して共通項のあることに不思議な縁を感じます。