仕事などが立て込んで更新が遅れました。
今日はパロからティンプーへの移動中のお話です。
さて、小学校を出てきて車に乗り込み、
首都ティンプーに向かいます。
パロの山とは帰国日までお別れ。
旗の色と荒涼とした山が対照的でした。
土壁と木造を組み合わせて作る民家は
使われずに放置されるとゆっくり自然に戻っていきます。
そんな風景を見ているうちに、車は集落を抜けて
パロ・チュ(川)に沿った山道に入ってきました。
急に車が止まり、ガイドのタシさんに促されておりますと
あのつり橋を渡って…
あのお寺に行きますよ~とのこと。
お寺の名前はタチョガン・ラカン。
鉄の大きな鎖で作った鉄の橋はブータン伝統のものらしいです。
鎖の一部はパロの博物館に展示されていましたが
ここの橋は1969年まで残っていたものの失われ、
2006年に復元されたそうです。
その際には国内に残っている吊り橋から材料を寄せ集めたそうで
この吊り橋の陰で、多くの伝統吊り橋が壊されてしまったとか…
まず両側にある建物に入ります。
二階建てになっていて、上層は曼荼羅や仏画が
色鮮やかでした
しかし、この吊り橋・・・
下の川がスケスケですけど!
なっちは怖がらずに渡れるのかな?
楽勝です!
ハハのへっぴり腰におおウケでした。
こんな怖い橋を走って渡れちゃうんだったら
夜のトイレも一人で行ってほしいと思うのですが…全く
私同様、怖がりの方、奥にもう一つしっかりした釣り橋がありましたので
ご安心を^^;
この後また車に乗り込んで走ります。
しばらくすると、パロ・チュとティンプー・チュの二つの川の合流地点に来ました。
その場所はパロからの道・ティンプーヘの道はもちろん、インドに続く道、
ネパールに続く道と4方向の道が交わる、まさに交通の要所!
外国人が通過の際申請が必要なチェックポイントでもあります。
申請の間少し時間があるので露店をのぞきました。
さっそく、なっちは「お菓子を買って!」
そこでビスコのような雰囲気のインドのお菓子を買ってみました。
食べてみたらたんなるクラッカーだったのですが、
ネットで見たら、創業1929年の老舗のお菓子だったようです。
http://www.parleproducts.com/brands/parleg/
さて、この日はティンプー・パロ往復の自転車レースが
行われていました。
トップで激しい1位2位争いが行われていたのですが、
それを車でぴったり真後ろから
まさにベストポジションで堪能しました^^
写真では後ろにつけている人がドライバーさんの友人だそうで
いつにもましてゆっくり安全運転になりましたw
そして、ティンプー市内に入る直前に大逆転すると
車内の私たちは大盛り上がり!
そんなこんなで楽しいティンプー入りになりました!