カフェの売上予算をたてた時の注意点 | 夢はカフェで独立!現役オーナーから学ぶ初心者のための開業講座

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いつかは叶えたいカフェ開業。そんな夢のお手伝いを、10年以上の経験と知識をもった現役カフェオーナーが、わかりやすく教えます。

■カフェの売上予算をたてた時の注意点

こんにちは、水野です。

カフェオーナーになって、一番つまずきやすい事ってなんだと思いますか?

それは、集客です。実際、僕もそうでした(笑)

売上をあげるのに、集客が大切なのはずなんですが、なぜつまづいてしまうんでしょうか?

それは、カフェを開業すれば、お客さんはある程度来るであろう…という考えているからです。

確かに、創業計画書などを作っている時は、「これぐらいの人通りがあって、これぐらいの客単価だから、一日の売上はこれぐらい…」と、計画は立てていたはずです。

でも、計画通りお客さんが来るかという保証はありません。

むしろ、現役オーナーさんの話を聞くと、計画の3割ぐらいしか来なかったという声の方が、多いぐらいです(^_^;)

こういう話を聞いて、「いや、自分はそんなに甘く考えていないから大丈夫!」という方。

そういう方が、一番危ないんです(笑)

ただ、これで大丈夫だろうって思ってしまう錯覚におちいるのには、訳があります。

カフェを開業するのに、国民金融公庫や銀行などで、お金を借りる方がほとんどだと思いますが、その時に、創業計画書って提出しますよね?

あれって、自分のカフェをうまく軌道にのせて、ちゃんとお金を返済するためのプロセスを、担当者に納得してもらえるように必死になって書きます。

もし計画書の内容が甘いと、「これじゃお金貸せませんね~」ってあっさり蹴散らされるんです。

それが、「はい、この計画なら大丈夫でしょ!」ってお金を借入できるとなると、まるでカフェの成功を約束されたかのような錯覚に、なってしまうんですね。

経営のプロが見て、「あなたなら大丈夫でしょ!」って言われたら、そりゃこの数字の通りお客さんが来るだろうって思うはずです(^_^;)

なので、借入する時の創業計画書でOKをもらった事で、売上が約束されたという錯覚にならないように十分注意しておきましょう!