夢はカフェで独立!現役オーナーから学ぶ初心者のための開業講座

夢はカフェで独立!現役オーナーから学ぶ初心者のための開業講座

いつかは叶えたいカフェ開業。そんな夢のお手伝いを、10年以上の経験と知識をもった現役カフェオーナーが、わかりやすく教えます。

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◼︎開業前に売上を設定する方法

こんにちは、カフェオーナーの水野です。

カフェを開業しようと思ったら、まずはその店舗で売上がどれぐらい出せるかを、考えなくてはいけません。

でも、どれくらいお客さんが来るのかって、開業してみないと、意外とイメージがつきにくいものです。

そんな時は、欲しい売上を先に設定してしまう方法があります。

例えば、月に100万円売上が必要ならば、まずは営業日数で割ります。

26日営業としたら、1日約40000円ぐらいの売上が必要ですよね。

そこから、お客様一人当たりの単価を計算します。

ランチが1000円だとすれば、客数は40人必要となります。(あくまでランチだけで考えての例ですが)

ここであなたが、今イメージしているお店の大きさや場所などを考えて、1日に40人集客できますか?

イメージできないとすれば、売上の設定を変えるか、客単価の設定を変えるかを考えなくてはいけませんね^ ^
◼︎ターゲットをしっかり設定しておかないといけない理由

こんにちは、カフェオーナーの水野です。

4月になりましたね。春休みに入って子供が家ではしゃいでいるので、なかなかゆっくりできません(笑)

さて、この時期カフェは、出店している場所によって、ターゲットとなるお客様の行動パターンがあるので、繁盛する所とそうでない所があります。

例えば、カフェが住宅街にあって、主婦の方がメインターゲットの為、子供達の学校がお休みの時は客数が減る傾向にあります。

でも、郊外や街中のお店ですと、レジャーにでかける人が多いので、そういったお客様が増えるんですね。

なので、創業計画書を作るとき、12ヶ月間ずっと同じような客数や、売上の設定をすると、開業してから「ヤバい!売上が足りない!」ってなっちゃいます。

もし客層ターゲットをしっかり設定していれば、あらかじめ行動が予測できるので、売上が落ちそうな時期にどう対処するのかを、しっかり考えておきましょう^ ^
◼︎珈琲だけがウリのカフェは儲かるのか?

こんにちは、カフェオーナーの水野です。

最近会う人会う人に、「カフェって儲からないのによく頑張ってやってますねー」って言われます(笑)

はい、正直カフェってあまり儲かりません(^^;;

でもやり方次第では、ちゃんとビジネスとしてやることはできます。

これって、「私カフェをやるのがずっと夢だったから、儲けなんていりません」なんていってる方ですと、儲けどころか赤字まっしぐらです(笑)

例えば、夜アルコールなどを出して、しっかり客単価をキープできているカフェですと、まだ大丈夫なんです。(まぁそれでも集客できず困っているお店は多いですが)

でもこれが、珈琲がウリで500円ぐらいのドリンクメニューに、ケーキつけても1000円前後のカフェになると、いくら繁盛しても、儲けが極端に少ないんです。

正確には、年間通すと儲けなんてゼロに等しいですね。

カフェメニューだけでやっていけている店舗には、必ず理由があります。

・自分の家だから家賃がかからない

・他の事業で儲けをだしている(飲食以外の事業をやっている)

・珈琲豆を別の店舗に卸している

・通販や宅配で儲かっている(店舗をセンターキッチンとして利用している)

・立地がめちゃくちゃいい(回転率がいい)

・チェーン展開しているお店

・オーナーがすでに金持ちで趣味のお店(笑)

これを知らずして、あそこがやっていけているんだから、自分だって大丈夫と勘違いをしてしまわないようにして下さいね。

特に、開業前に店舗を探している方は要注意です!

仲介業者からは、「前の店舗のオーナーさんはご年配の為お店を閉めたので…」とか、「売上はあるけど訳あって…」なんて説明されると思います。

でもお店を閉めるのには、必ず訳があるのです。

それを、ラッキー!と思って簡単に契約してしまうと、もう後に引けません(^^;;

開業前に、しっかりと集客できてお店を続けられるような、創業計画を立てて下さいね。
◼︎大手メーカーさんと契約するメリットとは

こんにちは、カフェオーナーの水野です。

先日、お店の定休日を使って、大手メーカーさんの展示会に行ってきました。

個人で材料を調達したりするのも良いのですが、大手メーカーさんと契約を結ぶと、展示会への招待があったりします。

展示会は、小さな規模から大きな規模まで様々ですが、今回行ってきたのはかなり大規模な展示会です。

様々なメーカーが参加されているので、ご自身の業種や、メニューコンセプトなどにあったものを選んで、試食できたり、サンプルなんかを頂くことができちゃいます^ ^





こういう場所に行くと、新しい情報や、アイデアがたくさんうまれるので、できる限り足を運べるようにしています。

メーカーさんから取り寄せる事で、自分で買い出しに行くより、配送料や支払い手数料などかかってきますが、それ以上に価値をうみだしてくれるメリットもあるんですよ。

ぜひ、メーカーさんとお付き合いするメリットがあることも、検討して見て下さいね^ ^
◼︎カフェを開業する前に楽をする方法を考えましょう

こんにちは、カフェオーナーの水野です。

タイトルを見て、何を不真面目なことを言っているのだろうかと、疑問に思われる方も多いかと思います。

でも、カフェを開業したオーナーさんの毎日は、たくさんの事を同時に進めていかなければなりません。

・毎日の営業
・発注または買い出し
・メニュー開発
・お客様の対応
・仕込み
・売上日報
・イベントの企画
・事務処理
・振込や入金など

少し考えただけでも、これだけたくさんの事をやらなければなりません。

もちろんスタッフを雇ったり、家族が手伝ってくれるという場合は、負担は減ります。

しかし、スタッフを雇えば、その分シフト管理や給与の計算、育成にも時間を費やす必要が出てきます。

タイトルには楽をする方法とかきましたが、言いかえれば自分の負担を減らして、効率良くするという事です。

作業効率を上げるために、誰かに任せる方法ではなく、どのように厨房器具を配置したらいいか、食器の位置をどこに置けばいいのかなどをシュミレーションしてみましょう。
◼︎メニュー開発はテーマやストーリーを持つ事が大切です

こんにちは、カフェオーナーの水野です。

メニューを考えるとき、必ずテーマやコンセプトなどを具体的に考える必要があります。

例えば、バレンタインをテーマにする。

これを、バレンタイン用に新しいメニューを作るのではなく、今あるメニューをバレンタインバージョンにするのがポイントです。

もし仮に、お店の売りがパンケーキだとすれば、バレンタイン風に、ベリーソースやチョコレートソースなどをかけてアレンジしたりします。

ハート型カットしたものを飾り付けるなんてのも、女性は喜んでくれますね^ ^

カフェオーナーは、アイデアを出すのが仕事です。

何もしないままでは、お客様にすぐに飽きられてしまいます。

なので、一年中ずっと考えている事なんて当たり前なんです^ ^

考える➡︎試作する➡︎メニューに出す➡︎反応を見る➡︎改良する

カフェを開業してからは、のんびりゆっくり考えている時間はありません。

一から新しいメニューを考えるのではなく、今あるメニューに少し手を加えて、開発していきましょう。
◼︎一年ぶりにカフェ開業ブログを再開します

こんにちは、カフェオーナーの水野です。

一年ぶりのブログ再開です^ ^

近年、飲食店の閉店が相次いでいます。

そんな中、会社を立ち上げてから、おかげさまで2015年2月で9年目を迎えることができました。

お客様はもちろん、働いてくれているスタッフや、協力してくださっているメーカーさんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ただ、今までカフェを運営してきた上で、決して平坦で楽な道ではなかったと思っています。

そしてこれからのカフェ業態は、もっと厳しい時代になると思っています。

これからもしカフェを開業を考えている方は、よほどの覚悟を持ってほしいと感じています。

それでも、カフェを開業したい!という強い想いをもった方に、少しでも自分なりの経験をお伝えできればと思います。
◼︎カフェの入口から新規客を増やす方法

こんにちは、カフェオーナー水野です。

外から店内の様子が見える事で、どんなカフェかが分かるって、すごく重要なポイントです。

もし自分の住んでいる所の近所に、新しいお店ができた時、中がどんな店内かわからないと、少し不安になりませんか?

あ、ただ窓を開けて開放的にしましょうって事ではないです^ ^

どんなメニューが、どれぐらいの価格で売られているかが分からないと、お客様は来店してくれません。

僕なんかは、仕事がら新しいお店が超気になってしまうのですが、入口を見て何が売られているかがわからない時は、わざわざネットで探しちゃったりします(笑)

…で、ネットでも分からなかった場合は、誰かが行って「あそこランチが⚫︎⚫︎でいくらぐらいで、雰囲気こんな感じでよかったよー」って、良い口コミが伝わるまで行きません^ ^

でもこれが、お客様が来店する本当のきっかけです。

隠れ家の雰囲気を出すのは悪くないのですが、お客様にとって必要な情報は、必ずわかるようにしましょう。