残業ゼロの人生力という本を読みました。
元トリンプインターナショナル代表吉越氏の著作。
ビジネスは常に競争下に置かれているため、少しでも多くの時間をライバルより多く費やし、それによって優位な立場を得たいというのが心情。
社内でも同様、他の社員より少しでも長い時間働いて、それでもって足りない能力をカバーしようというのが、一般的な社員の心情。
ご多分にもれず、自身の能力不足を補うため、私も必死になって長時間働いていました。
また、長時間働いている自分に、若干酔っていた節もあるようなないような・・・
ただ、現在従事しているマネジメントという仕事、キャリアコンサルタントという仕事は、長時間仕事に従事していれば高い成果が出るというものでもない気がします。
残業時間を減らし、定年後の生活に備えて豊かな精神活動を行うことで、それが普段の意思決定や人間的魅力に思いもよらない効果をもたらす可能性は十分にあると思います。
また、毎日しっかりとした休息を取ることで、単純に思考の生産性が飛躍的に高まることでしょう。
さっそく、明日から毎日21時半帰り。
思惑どおりに進むことを願います。