どうも!清水です😊
本日は「なんでこんなに厳しいの?は大抵考えれば分かるかもしれない。」についてお話したいと思います。
最近、「現場が厳しい時代。どんどん厳しくなる…やりずらい。」等、弱気な発言をしている職人が、
めっちゃ多い!泣
でも、なんとか頑張っていきましょうや!!(ワッショイ)
でも大丈夫っ!!てね。(吉高由里子風)
そんなものは考え方、フォーカスしている部分がネガティブなところってだけで
実際はそこまででもないという見方も出来る。
塗装職人で言えば、10年前と今では大きく業界全体が発展していると感じざるを得ない。(以下業界用語含みます)
10年前の営業最前線ではバリバリ売れていたアクリル・激安ウレタン・単層弾性はまだ多く使用していたし、
秤(計量器)を使って塗料を計る職人も少なかったし、タスペーサーも無し、作業着は自由、ガラシャツ、超超ロングは当たり前、喫煙も厳しくない、職人こそ自由に髪も染めていたし、乾燥時間も現場管理も今となっては甘い会社が本当に多かったと思う。
ゼネコンなどで安全基準が厳格となってきたり、塗装も厳しい元請さんはたくさんいましたが、
毎年毎年、どんどん業界は急速に発展していき、タスペーサーをシングルからダブルが当たり前になり、言い切れないが工程の変化、塗装道具の進化、マイクロファイバーローラーの登場、乾燥時間、使用塗料、服装、態度、臭い、近隣への意識や道徳、各工程の技術、アフターサービスetc…
毎年基準が上がり、やがて当たり前になってきていますよね。
今、10年前と同じ基準で施工をしたらそれは完全に「悪徳業者」になります。
なにも今日の明日でいきなり厳格になったわけじゃない。
いきなり厳格になったとしても人間は「無理も一週間続ければ無理ではなくなる」のに、
時代の変化にすらついていけないなんてとてももたったいない。
時代は急速に発展していますが、「個」であれば人はそれよりも早く動く事が出来ます。
つねに要求されている常識的な課題には最低限ついていかなければならない。
(非常識な人間こそ売れるという経営学は置いておいて。)
例えば1つはそこから「個性」や「付加価値」をつけていくものであって、
最低限の職人としての知識やマインドを身につけないでジャンプして飛び級を目指すなんて普通あり得ない話です。
なので、やる前から「厳しい」というのはある意味では職人のプライドを放棄し手を止めて万歳してしまっている様に見えます。
「管理基準が甘く、楽な施工現場」を今「ラッキー」と思ってやっている職人は多分、終わります。
「楽」故、一瞬、生産性が上がっていたとしても、要求レベルが上がった時、
慣れる事が出来ず、モグリ職人や管理基準が終わっている会社にとっては「バルサン」な時代になってきています。
現実的に考えて、「心」と言われるものも「感情」も「人格」も物理的に見れば全部「脳」に入っているんだから「頭」を鍛えないと仕事にならない。
「バカだから職人やっているんだよ」なんて言う人もいますが、あくまで職人から発信する謙虚な見解であって衣食住の「住」に関わるものを舐めちゃいけない。職人じゃない者に言う資格はない。
僕自身も超がつく程大バカですが、これでも現場ではなんとかやっている方だと思います。
日常「何故?」と感じる事は徹底的に調べて、最低限自分がブレない程度にリサーチする事はとても重要になるのです。
「厳しい」「最近のお客さんは」「若い監督は」と居酒屋で愚痴を言うのはいいが、
何故、厳しくなっているのか?を考えれば、この問いそのものが愚問である事を知れるはず。
「外壁塗装」なんて日常とてつもない検索数になっているGoogle検索エンジンで考えてみてください。
「他社様と違う5つのポイント」
「弊社はここが凄い」
「弊社の実績」
そうです。「差別化」が出来ないとまず商売にもならないのです。
個人のお客様でも会社の元請様でも、腐る程いる塗装会社の中で自分の会社を選んでいただくわけですから。
消費者からすれば至極当然の話。
大手会社の頭のいい人やコンサルティングが(塗装業界にも限らず)年間のお客様クレームを分析し、お客様の求めているものを明確化し、最高のサービスを考えてそんな情報の断片なんていくらでもGoogleで拾ってこれるのに
「なんで現場こんなに厳しいの?」なんて
「自分はアホです」って言っている様なもの。
「何故?」が見えれば色々見える。例えば塗料メーカーであっても、
次から次へと塗料メーカーから商品が出るのも当然です。生産数・売上をあげるにはどうしたらいいか?を常に考えて対策するわけです。そして消費者や営業マンが売りやすくする為の商品もあれば、高い餅代を払って有料会員だけを集めて有料会員だけしか買えない塗料を販売する方法もある。
それだけでも有名メーカーの商品なら世間では「選ばれた優良認定店しか買えない塗料」ってブランド付きのやつになりますよね。
厳しい条件で選ばれた認定店(建業許可・国家資格・ベテラン)だけを集めた相見積もりが無料で出来る消費者にとっては嬉しいポータルサイトもあるくらい。
「塗料」も独自の「工法」も「HP」も
売れている会社さんからすれば「何故」から生まれた最高の集客方法であり最高の技術でありお客様にとっては最高の仕事なわけで、そこの前線には同業者の職人さんは厳しい環境でも難なくバリバリやっているわけです。
考えればその断片の一つや二つの「理由」くらい少しはわかるものです。
その中に「偏見」や「解釈」の部分では個人差がある部分は否めませんが、
おおよそ顧客満足と自己・社の発展を目指してやっているのだから明後日の方向にピンが落ちる事はそうそうないでしょう。
今、この時間にもどこかの塗装職人が最高な仕事をしているんじゃないかってジェラシー感じませんか?
今、この瞬間にも最高な仕事でお客様を喜ばしている職人にジェラシー感じませんか?
もっともたかいと書いて「最高」これが口癖になるほど、最高な職人を目指していきましょうよ!!
仕事をこなすだけってのもいいですが、考えながら行動するともっと面白くなる。常にワンランク上の職人を目指せる職場で共に奮闘しませんか?