市の言語相談 | 徒然ぱんだ ~ダウン症★育児日記~

徒然ぱんだ ~ダウン症★育児日記~

  
2011年1月11日生まれの息子、ももたろはダウン症です。

先天性の心室中隔欠損+肥大型心筋症という合併症。そして喘息もち。

育児、ダウン症についてなど、思いつくまま書いてます。

今月はとにかく療育が多い


3ヶ月に一度や、4ヶ月に一度のものが、ちょうど巡ってきてしまい、今週は月曜日が祝日だというのに、火曜、水曜、木曜と3日連続。


で、3ヶ月に一度の市の言語相談。



訓練ではなくて、STさんが子どもと遊びながら今の状態を評価して、親へのアドバイスをしてくれる。


歯ブラシやコップなどの絵が描かれている板に形をはめていく。
ももたろは、いちいち歯ブラシで歯を磨く真似や、コップで飲む真似をして形にはめる。



物とその名前が、ももたろの頭の中で紐づいているのがわかります。



まるさんかくしかくの形の穴を見せて、その穴に当てはめられる積み木を渡す。
まるの積み木はまるに、さんかくはさんかくに、しかくはしかくに入れられるか?



…できました!
精度は7割くらいですが。



そんなテストの後、ももたろには自由にオモチャで遊んでもらって、その間に大人の話になります。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 
今のももたろは、口真似も上手になっているし、物には名前があることもわかってきている。

今まで全体にモヤがかかって、自分でも何が言いたいのか伝えたいのかはっきりとしなくて、でも伝わらないと余計にイライラしてしまっていたのが、

まるでモヤが晴れたように、自分の言いたいことを、こうすれば伝えられるという手段を身につけたようですね。


ただ、動詞はまだ難しいので、名詞の数を増やしていきましょう。
そのためには、物の名前をはっきりと、理解が広がるようにゆっくりと言ってあげてください。
身振り手振りと合わせて。
わかる名詞の数が増えてきたら、動詞も理解できるように伝えていきましょう。


ももたろの成長はゆっくりではあって、同じ3歳時の半分くらいの発達ではあるけれど、生活の中での経験値や性格で、言葉の発達年齢を補うことはできる。

1歳半の子と一緒にさせてみたら、確かに発達は同じかもしれないけれど、ちゃんと生きてきた年数分の経験があるから、同じ行動を取るわけではない。


発達が人より遅くても、そういった経験を糧に、人の中でどうやって生きていくかということが大事。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆


といった感じのアドバイスをいただきました。


前は発達も言葉について具体的な指導をもらえるレベルではなくて、STさんも「日々の生活を大切に」って感じの漠然としたものでした。



前回よりも明らかに進歩しているももたろ。
ゆっくりでもちゃんと成長しているし、「伝えたい」意欲が大きくなってきています。
そして伝えるための手段を自分で見つけたのだから、ハハはそれに付き合ってあげなければね。




にほんブログ村