職場が替わった | 徒然ぱんだ ~ダウン症★育児日記~

徒然ぱんだ ~ダウン症★育児日記~

  
2011年1月11日生まれの息子、ももたろはダウン症です。

先天性の心室中隔欠損+肥大型心筋症という合併症。そして喘息もち。

育児、ダウン症についてなど、思いつくまま書いてます。

我が社では4月が異動時期。
今回は私も対象でした。



育休も含めると5年。
去年、4年で異動すると思っていたのに、まさかの内部異動で大変な目に遭いました。



今回は、ムスメが小学校に上がると、長期休暇期間中の学童の送迎時間に間に合わないことと、今の仕事との相性に疑問もあったことで、強く異動を希望しました。



否応なしに、ある程度の年数を経験すれば異動になりますが、去年の内部異動は職場の誰にも同情される人事でした。



局が猛威をふるい雰囲気の悪くなっているグループへ、局との交換人事。
局は交換されたグループでも、猛威をふるっていた様子…



私にとっては困惑する人事でした。
まったく経験のない職種として配属されて、右往左往。



確かに経験としては貴重でした。



ももたろの誕生まで、障がいとは無縁だった私。



障がいを持つ方との繋がりはほぼ皆無。
障がいを持つ方に携わる人とも、関わりはありませんでした。




この職場に異動してから、障がい者に会う機会ができ、
ももたろが生まれて、自分自身が障がい者に関わり、
さらに内部異動で、自分自身が障がい者に携わる人になりました。




脳血管疾患で麻痺が残った方、頭をぶつけて高次脳機能障害になった方、糖尿病等で下肢切断した方、先天性疾患の方…




ダウン症の人もいました。




仕事とはいえ、当事者でもある自分には、障がいが他人事ではなく、辛い気持ちになることも多く…



特に先天性疾患の方やその親御さんが生きてきた道程を考えてしまうこともあり、職業人としては客観的になれない自分を感じていました。




今回の異動で、福祉関係の仕事から離れます。



元々、望んで入ったわけではなかったけど、困ったときは助けてもらい仕事ができる良さがありました。



産休育休、時短も取らせてもらい、葛藤の時期も乗り越え、療育のやりくりもしてきました。



お世話になった方々、指導や協力してくれた方々には、心から感謝しています。



新しい仕事、新しい職場、新しい人間関係。



ちょっと疲れてしまうけど…
焦らずいきたいな。