今年一番のお年玉は、『松本育夫』氏 | 元気になるさ!

元気になるさ!

☆サッカーと趣味の世界☆
Yesterday is Yesterday.Tomorrow is important.

栃木SCシニアアドバイザー 松本育夫氏就任へ (1月5日 下野新聞)
宇都宮市出身で2009年に日本サッカー殿堂入りした松本育夫氏(71)が、J2栃木SCのシニアアドバイザーに就任することが4日、分かった。松本氏は宇都宮工高、早大から東洋工業に入社し、1968年のメキシコ五輪で日本代表FWとして銅メダル獲得に貢献した。現役引退後は指導者として手腕を発揮し、99年に当時J2の川崎を1部に昇格させ、02年には長野・地球環境高で高校選手権出場。04~10年は当時J2の鳥栖で監督、ゼネラルマネジャーを歴任し、現在は日本サッカー後援会理事長を務めている。栃木SCは昨季、平均入場者数がリーグ16位の3850人と伸び悩んだことから、松本氏の人脈の広さや知名度の高さに期待したとみられる。

今年一番の最大の補強であり朗報です。栃木に由来のある方ですし、サッカー界の重鎮でもあります。そして、地方の中小クラブの運営経験もあり、栃木SCのフロントが本当の意味でJ1を目指すために、そしてプロになるための指針を示し、行動してくれると期待します。監督・選手の頑張りにフロントが追いついていくことに期待大です。また、サポーターとの距離を近づけることと地域密着を進めて欲しいと思います。
観客動員低迷・赤字決算・アピール下手という余り良くない流れが続いてきた中で、きっかけになる人事だと思います。クラブに関わる全ての人・ステークホルダーが、本当の意味で『一枚岩』になる、ならなければならないシーズンの到来ですね。ワクワクしてきました。ちよっと気になるのは、シニアアドバイザーという役職はどういうものなのでしょうか?GMで良いのでは。

最後に、下野新聞の一文は疑問です。松本氏の人脈や知名度の高さで観客が増えるほど甘くないです。こんな分析をする記者はサッカークラブのことを良くわかっているのでしょうか?クラブを愛し、クラブのマネジメントと地域密着活動やフロントの仕事の仕方についてプロになるべく導いてくれる力があることを期待しているのです。スポンサーであるにもかかわらず、ずいぶんと安易な書き方をしているなぁと感じます。地元のクラブであり、スポンサーになっているのであれば、もっと深い分析と表現と、クラブをサポートする姿勢を見せる必要があるのではないかと、常々思っています。大手新聞社の栃木版の記者の方がその辺を的確に書いていますよね。下野の殿様商売が強く感じられる表現が気になります。まあ、期待はしていませんが。