Bonjour!
C'est Marie qui va toujours bien! Comment ça va?
今日は、フランス語(英語も同様)で言いたい事を言う時に絶対必要な脳内翻訳についてお話しします。
西洋の言語を話す時に、日本人が最初に困るのは、主語を特定する事。
なぜなら、日本で通常使われている会話文は主語を省略しないと変!って逆に思うくらい、主語が省略されることが多いです。島国なので察して文化のせいなのでしょう。で、フランス語は基本的に主語を省略しないで、忠実に話すので、まるで書き言葉を話しているようだなあ〜〜と初めてフランスに行った時に思いました。
例えば、日本語で、
「お子さんいますか?」
って聞いたら、一体何が主語で、何が動詞なのか、西洋の言語に慣れていない人は、なかなかすぐにはリーチできないと思うのです。
”〜が”や”〜は”がついた語が主語だと思いがちです。
で、もしこの文章の主語を”子ども”にしてしまうと、どこかの場所に”子どもは居るのか”という風に違う意味になってしまいます。
この場合は、
主体は、”あなたVous”であり、
動詞は”持つavoir”
目的語が”子ども des enfants”
です。
ですから、
Vous avez des enfants?
直訳すると、
”あなたは何人かの子どもを持っていますか?”
としなければなりません。ちょっと不自然に聞こえますね(笑)
また、数えられる何かを持っているか、と聞く時は、複数で聞くのが常套なので、不定冠詞のdesを冠します。でも一人っ子政策などが行われている時や、一人に一つが常識的な場合(家とか車とか)は、不定冠詞単数unかuneをつけます。
「テレビがある」
っていうのも、テレビは主語ではありません。
「わたしはテレビを持っている」
と自国語脳内翻訳を一回してから、西洋の言語に訳すっていう1工程を挟む必要があります。
日本語では、物は、”〜がある”、人やペットの場合は、”〜がいる”という風に動詞が変化しますが、フランス語(英語も同様)では、”〜を持っている”という風に考えます。
大人が外国語を学ぶ場合、丸覚えとはいきませんので、こんな感じで、まずは、
普段使っている日本語を一回翻訳し直すという事が大事ですね。
フランス語教室パザパは、札幌の円山にあります。
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写真は、クリニャンクールにあるLa Recyclerie
とっても面白いカフェビストロです。次はこのカフェのことについて書いてみようかな♪
ではでは〜〜À bientôt~~