前編からの続きです
阿曽隧道 草だらけの旧道を進みます
こちら今の時期だから余裕で歩けるのです
かのヨッキれんさんがその昔9月に行った時は酷いものだったようです
(その記事こちら)
やはり廃道は訪ねる時期が重要ですw
日本海、敦賀(つるが)湾の冷たい海風を受けながら進みます
カーブのとこに見える小屋はただの物置
何も中には入っていませんでした
そのカーブを曲がりますと目の前に目的の阿曽隧道が現れます
その入り口手前は崩れております
扁額もなく、正に廃道・廃隧道であります
初代の開通は驚くことに明治9年(1876年)!
福井県最古の隧道らしいです。
ただし今のお姿は明治16年(1883年)に一度崩落し、
その後19年(1886年)に拡幅されたものだそうです。
それでも130年以上!
↑たまごろうさんの記事を丸パクり
こちらの隧道はこういうことだそうですよw
両入り口は石積みアーチでして、中央部は素掘りとなっております
いい味出してますよねw
距離は短くあっという間に反対側へ・・・
反対側は日が当たらないせいか?植生が酷いです
(茨(いばら)も生えてますから下手に手で草を避(よ)けると痛いです)
この旧道、反対側はご覧の通りで出入り口は封鎖されていて出入り口そのものがない状態
で、この先にこの隧道の慰霊碑が立ててあるそうなんですが
ここより20メートルほど先の国道脇にそれがあるのです
それも見ておこう!となりまして
トラックがバンバン通る隙を狙い、二人で走って猛ダッシュw
↑実際には大してそこまでして見るほどではなかったのですがw
こうして今回は命からがらの隧道見学となったのでした
でもこれは一見の価値あり
是非危険を冒してでも見ていただきたい隧道なのでありました
隧道巡り➂へと続きます