例えば酸素が極端に低下した空気を吸うと、それがわずか1回の呼吸でても、数秒で活動低下〜停止という危険な状態になります8)が、体幹筋力が低下して姿勢が悪くなれば、肺が圧迫されて呼吸が浅くなり、身体各部の酸素欠乏が起きます。

 この、体で酸素欠乏が起きることが、「貧血」です。

 例えば前屈みでPC作業を続けて内臓を圧迫して起きる貧血は、生命力全般を低下させてしまっています。疲労の蓄積、目眩、食欲不信、手足の痺れ、肩こり、頭痛、動悸・息切れが起きます9)

 脳で貧血が起きれば……(続く)

 

8)「酸素欠乏症とその対策(労働衛生対策の基本12)」

9)「貧血(https://www.ashiya-central-hospital.jp/)」