「リフレーミング」とは、客観的事実に対する否定的思い込みを再解釈し、

肯定的に受け取れるように認知の「枠組み」を変えるという意味ですラブラブ

私たちは、この世の出来事を、何らかの意味づけを行いながら見ています。

グラスに半分のワインが入っているのをみたとき、
そのときの状況によって「もう半分しかない」と感じる時もあれば、

「まだ半分もある」、と考えることもあると思います。


「ココロの扉を開くヒント」 臨床心理士 松田さと子の心理学コラム

同じ物事であっても、人によって、そのときの状況によって

見方や感じ方は異なります。

ある角度からみると、それは長所になったり、短所にもなるのです。


カウンセリングでは、悩んでいることに対し、

現在とらえている枠組みをはずし、違う枠組みでみて頂くことがあります。


それは、人それぞれで考え方、感じ方も様々で、

同じ現象に対して、人によって違う意味づけをしているためです。

苦しめているのは、ご自分の考え方の癖であるかもしれません。


ネガティブな考え方に傾倒しているときや、悩みを抱えているときこそ、

ご自身の色眼鏡をはずしてみることが大切です。

(なかなかうまくいかないときには、認知行動療法を

行っている心理カウンセラーに手助けしてもらうとスムーズでしょう


どんな物事にも、ポジティブな側面はあるものです。

そのポジティブな側面に光を当ててみましょう。


意味のリフレーミングを行うことにより、ネガティブな意味づけを

ポジティブに変えることができますし、

それによって気持ちがスッキリしてくることもあるはずですラブラブ

リフレーミングについて学びたい方にオススメの本(↓)

リフレーミング―心理的枠組の変換をもたらすもの