「リフレーミング」とは、客観的事実に対する否定的思い込みを再解釈し、
肯定的に受け取れるように認知の「枠組み」を変えるという意味です
私たちは、この世の出来事を、何らかの意味づけを行いながら見ています。
グラスに半分のワインが入っているのをみたとき、
そのときの状況によって「もう半分しかない」と感じる時もあれば、
「まだ半分もある」、と考えることもあると思います。
同じ物事であっても、人によって、そのときの状況によって
見方や感じ方は異なります。
ある角度からみると、それは長所になったり、短所にもなるのです。
カウンセリングでは、悩んでいることに対し、
現在とらえている枠組みをはずし、違う枠組みでみて頂くことがあります。
それは、人それぞれで考え方、感じ方も様々で、
同じ現象に対して、人によって違う意味づけをしているためです。
苦しめているのは、ご自分の考え方の癖であるかもしれません。
ネガティブな考え方に傾倒しているときや、悩みを抱えているときこそ、
ご自身の色眼鏡をはずしてみることが大切です。
(なかなかうまくいかないときには、認知行動療法を
行っている心理カウンセラーに手助けしてもらうとスムーズでしょう)
どんな物事にも、ポジティブな側面はあるものです。
そのポジティブな側面に光を当ててみましょう。
意味のリフレーミングを行うことにより、ネガティブな意味づけを
ポジティブに変えることができますし、
それによって気持ちがスッキリしてくることもあるはずです
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