*・・ココロのビタミン・・*
みなさま、ラブラブ休日をいかがお過ごしでしたか?
地域差がありますが、日に日にあたたかくなっておりますね。

さて、今日は、シンガポールの香料屋さんで購入した
フランキンセンスの樹脂(※)を薫香用の炭火の上においてみました。
しばらくおくと、とてもお部屋がとても良い香りに。♡
ディフューザーでフランキンセンスを焚いたときとは、少し芳香が違います、
古代の人たちは、この香りを宗教儀式で
使っていたということですが、それも納得してしまいました
スモーキーで、スパイシーなバルサムの香りに、
甘い香りもプラスされていて、
奥深い神秘的な芳香なのです。瞑想をしたいけれど、
なかなか集中出来ないというときにもベストですブーケ1


(※)樹脂樹皮から分泌されている樹液に含まれる
不揮発性の固形~半固形の物質のこと。
フランキンセンスは樹皮に切り込みを入れ、
樹液を分泌させて採取されています。
フランキンセンスの樹脂は乳白色~黄色~橙色の粒状の固形物質。

樹脂は、透明感があり、硬度があるものほど、
良質とされており、青みがかった乳白色のフランキンセンスは、最高級品です。
フランキンセンスは、黄金に値する非常に高価な香料だったため、
かっては王族や貴族の間では、ステータスの証に体に塗られていました。


ところで、古代エジプトでは毎日、太陽神に薫香を捧げていたそうです。

時間によって捧げる香りは決まっていて、
朝の日の出とともに捧げる香りは、フランキンセンス(乳香)
太陽が一番高くなる正午には、ミルラ(没薬)
日没の時に捧げるのは、キフィ(※) という記録が残っています。


(※)キフィは、ワインをベースに、フランキンセンス、ミルラ、サフラン、
カシア、干しぶどう、ハチミツ、スパイクナルド、などをブレンドした香り。
「キフィ」は、風邪等にも効果があり、よく眠れるよう、薬効も
期待されていたようで、焚くだけではなく、身体につけたりもしていたのだとか。
特に寺院や 家などでは日没とともにキフィを焚き始め、夜通し薫らせていたそうです。

*・・ココロのビタミン・・*
こちらは、アロマペンダントですニコニコ
香りが心に働きかける影響は、とても大きいので、
お守りがわりに、好きな香りを、ペンダントに入れて、
お出かけするのも良いものですねブーケ1

フランキンセンスの香りは、心を瞬時にリラックスさせたいときに
適しています。不安なときには、呼吸が浅くなりがちなのですが、
この香りを感じながら、
ゆったりとした呼吸を続けるうちに、
頭の中を占めている雑念がなくなり、落ち着いてきたり。
緊張で身体が固くなっている時にも、
呼吸を深めることで緊張が解きほぐされてリラックスしていきます。

精油は、シワ予防等、アンチエイジングにもおすすめ
ですので、普段のお手入れにも取り入れてみるのはいかがでしょう。

香りを味方にして、心地よく日々が過ごせますように黄色い花

今日も、最後までおつきあいくださり、ありがとうございました。