(コースやグリーンのことですので、御興味ない方はスルーをお願いいたします)
R&A サステイナビリティ・セミナーを国内の専門家≒220名に混ざって、素人の私も受講して来ました(笑)。
アジアでは中国・タイに続き3か国目だそうで、この後韓国でも開催するそうです。
開催趣旨は上記リンクをご覧願います。
Sess1:サスティナビリティー・その意味と意義
Sess2:ゴルフコースの改造
Sess3:ゴルフコースのメンテナンス
Sess4:ゴルフ業界の解決策とサポートプログラム
Sess5:まとめと質疑応答
ゴルフは大きな土地を使うので、一見サスティナビリティーと言う言葉はそぐわないような気がする方が多いと思いますが、この動きはゴルフにとっては脅威であるとともに(対応次第で)大きなチャンスの到来です。ゴルフ場ビジネスの成功にはコースの改造と大きな収益を生み出す能力が求められますが「自然と共存する設計・改造」とか、省資源やコスト削減のマネジメント、サスティナビリティを組み込んだ運営や効率的なコース管理が不可欠ですね。
これらに関して、ターフグラスの専門家、コースの設計家、環境団体の会長、ゴル場建設会社オーナー、R&Aサスティナビリティー担当ディレクターらがプレゼンしたり、パネルしたりと言う内容で、進行はJGA。事務局はJGAのほか日本芝草研究開発機構が参画しておられました。
抽象的な内容かな、と多少の危惧もあったのですが、実務的な内容で、新しい知見も少なからず得ることが出来ました。それについては別の機会にUPしたいと思います。
ゴルフ界を主導するのはR&AとUSGAですね。ビジネスとしては米国が先進的ですが、世界のゴルフの潮流を決めているのはR&Aだと見ている私には、ヤッパリなという印象でした。
USGAは米国とメキシコ、それ以外(138か国)はR&Aの管掌ですから、やはりR&Aにはそういう気概を持って物事を進めてゆくという誇りが感じられます。
既に、ゴルフ場のサステナビリティ認証などの動きもあるようですね。
また、先に公表された「ルールの近代化」もこのサステナビリティに大きく関連しているように私には感じられました(これはあくまで私見です)。