顎関節脱臼 | 春風あかねのブログ

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歯科衛生士とケアマネージャーの資格を持っています。くも膜下出血からの生還。最近では自己愛性パーソナリティー障害の人との関わりを絶とうと決心。

今日の朝6:20に電話が鳴りました。

この時間はてっきりはてなマーク


違いました。


「うちの寝たきりのおばあさん88歳の顎がはずれたので往診に来てください~」

朝起きてあくびをしたらはずれたとの事。


今までは日中だったので、歯科医にきてもらい治していただいでいたそうですが、

自宅兼診療所ではないので、今回うちに連絡がきました。


食事中のダンナでしたが、急いで10分ほどで到着。

すぐに整復(治す)


顎がはずれて、2時間くらいは娘さんが治そうとしていましたが

無理とわかり、うちに連絡、1分もかからずに治したので、

娘さんびっくり、そして感謝されたそうです。


そのあと、そのおばあさん朝食後また顎がはずれ、

娘さん3時間格闘。やはり無理で、また連絡。

お昼近く、ダンナ往診へ、すぐ治す。

おばあさん、痛かっただろうな~

こういう時は自宅兼、診療所だといいですよね。


昼休みに急患。

前腕骨(腕の骨)が折れていました。

すぐに整復。

昼休みと思って一度帰られなくてよかったとお話しました。

骨折の場合、すぐ来院されたほうがよいのです。

その患者さんにも感謝され。


今日は喜んでくれる患者さんが続くね。


昨日から元気のなかった私も

少し元気をもらいました。


歯科医も当然 顎関節脱臼は治せないと困りますよね。

柔道整復師はどんな脱臼も。

こればかりは、練習もできませんから

イメージと経験でやるしかないでしょう。


一度ダンナがいないとき(夜中)に顎関節脱臼の方がアポなしでうちにいらして、

「主人がいないからできません」とお断りしたんです。

でも、その方痛くて涙流しながら

「ねぇちゃん(私の事)でいいからやってくれ~」と


私?・・・やりました

整復成功(自分でもびっくり)

もちろん、治療費いただかないで、保険も請求しません。

結果オーライとはいえ、心が揺らぎました。


後日、大きいアワビが届きました。

普段、ダンナの整復の仕方を見てイメージはできていましたが、

もう、やりたくないし、やってはいけない。


もし、断ればまた激痛のまま、救急病院まで行かなくてはならなかった。

その方、車に酔うとかで、私が病院まで送って行きますって言ったんですけどね。

「ねぇちゃん~頼む~」でやってしまいました。

本当に人助け。


いろいろありますね。