小学生の歯磨き指導 | 春風あかねのブログ

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歯科衛生士とケアマネージャーの資格を持っています。くも膜下出血からの生還。最近では自己愛性パーソナリティー障害の人との関わりを絶とうと決心。

9月の終わりに小学校2年生の歯科保健指導へ行って来ました。保護者参観という形にしていただきました。平日にもかかわらず保護者の参加が多くてよかったです。 
1年生の時にも保護者参観だったので、保護者も2回目ということになります。
子どもたち、1年生の時と比べて体も大きくなり、すっかりお兄さんお姉さんになっていました。
この時期は第一大臼歯が生える大事な時期です。
と、いうか、小学校全学年大事な時期です。
すべての乳歯が抜けて永久歯に生え変わる大事な時期。
この小学校では残念ながら私の指導は1.2年のみ。
次は中学1年生までありません。
予算がとれないそうです。
平成の市町村合併で7市町村が一緒になり、そこから、この受け持っていた小学校も全学年からの1.2年生のみです。
残念です。
この頃は授業が終わったあと、保護者に残ってもらい、時間のある限り色々なお話をしています。
すると、みなさん知らなかったことばかり。
質問もたくさんいただきます。
私は色々と歯科の清掃用具を持ってきて、説明します。ワンタフトブラシや舌ブラシ、今話題の歯ブラシ、歯みがき粉などなど。みなさん手に取って見てくださいます。
最後にフロスのおみやげを差し上げると「参加してよかった」と言って帰られました。
フロスの説明は低学年では難しいので、保護者向けにするのがよいと思ってます。動画などで実際の動かし方などを見てもらいます。
小学校全体でも私が携わった18年前と比べるとむし歯は激減しています。
ただ、この先歯周病や、知覚過敏、フロスに関しても指導は必要です。
個々に歯科医院で指導を受けるのがベストですが、みんなで考えたり一緒に歯磨きがんばったりするのも集団指導の面白さではないかと思います。