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 おはようございます。「水野敬生オフィシャルブログ」です。介護業界に身を投じて30数年。介護・福祉の仕事に関することの他、趣味や様々な出来事を綴っていきたいと思います。

 

 さて、毎週月曜日(たぶん…)は『週刊「四季の花々と木々」』と題して、自身が勤務する社会福祉法人の介護施設で育っている四季折々の草花や木々、それらに関わる出来事をご紹介しています。

 

 本日のテーマ(と、言えるようなものではありませんが)は、『夏は目にも清々しい柳』。 

 

 

 本日は、1702(元禄15)年、ご存知赤穂浪士47人が本所の吉良邸に討ち入りし、主君の仇討ちを成し遂げた日です。1701(元禄14)3月、江戸城松之廊下で播磨赤穂藩主だった浅野内匠頭長矩公が、幕府の礼式を司る高家筆頭の吉良上野介義央公に小刀で切りかかるという事件が起きました。浅野内匠頭長矩公には即日切腹、領地没収という厳しい処置がとられた一方、吉良上野介義央公には一切のお咎めがなく、これが事件の発端となったものです。

 

 家臣たちは主君の仇を討つために綿密に計画を練り、翌年1214日寅の上刻、大石内蔵助総大将率いる47人が、本所の堀部安兵衛宅に集まり、そこから吉良邸へ討ち入り、約2時間といわれる戦いの末、浪士側は一人の死者も出さずに吉良上野介義央公の首を取ることができました。幕府は翌年24日、一同切腹という処置をとりましたが、この事件を題材として、歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』など100種にものぼる作品が作られ、現在まで語り継がれています。

 

 話は変わりますが、平成302018)年9月に、自法人が新たに開設した施設には、低木にはサツキツヅジ、中木にはツリバナ、イロハモミジ、高木にはシラカシ、ソヨゴ、シマトネリコ、ヤマボシなどが植えられています。これに加えて松や、桜(ソメイヨシノ)、ヒイラギなど個人的に植えたものもあるのですが、この度、業者にお願いして定植時期が落葉中の112月頃といわれている「柳」を植えてもらいました。

 

 

 

 「柳」を希望したのには理由があります。それは、戦国武将最強といわれた武田信玄公の数々のエピソードを記した「甲陽軍鑑」の中に登場する「春には色めく桜、夏は目にも清々しい柳、秋には赤き楓、冬には松。常に緑を保つ松は、冬にこそ映える。それぞれが春夏秋冬のある時期に真価のある姿を現す、四つの木を備えてこそ、いかなる時も庭を美しく見ることができる」という武田信玄公に言葉に影響されてのことです。そして、この「柳」を植えたことで、玄関横には「桜」「柳」「楓」「松」が揃いました。

 

 ご存知武田信玄公は、「甲斐の虎」の名で知られるとともに、武田の赤備えと恐れられ、戦国最強と名高い騎馬軍団を中心に、生涯で70戦以上を戦い、負け戦はわずかに3戦という常勝軍団を作り上げられました。その武勇は織田信長公をはじめ、豊臣秀吉公や徳川家康公も恐れさせるほどで、武田信玄公が上洛を前に病に倒れることがなければ、日本の歴史は変わっていたともいわれているほどです。

 

 武田信玄公は、リーダーの資質として、人材を見極める力が重要と考えており、実際に身分に関係なく力を持った家臣を優遇していたといいます。中でも、武田二十四将にも数えられる高坂弾正昌信公、もともとはお百姓の身分で、読み書きすらできなかったといわれていますが、着々と戦場で武功を重ね、26歳で騎馬150騎を預かる侍大将となり、やがて対上杉の前線基地である海津城を任されるまでになりました。そして、後に特に名高い4人の武将といわれる山県昌景公、馬場信春公、内藤昌豊公とともに、「武田四天王」ともいわれるまでになった方です。

 

 

 

 

 

 

 「春には色めく桜、夏は目にも清々しい柳、秋には赤き楓、冬には松…」は、そんな高坂弾正昌信公に、武田信玄公が送った言葉とされていますが、これは「似たような家臣ばかりを好むことは、大名にあってはならない。」ということを木々に例えたものだといわれています。つまり、リーダーは自分好みの人材ばかりを集めて組織を形成してはならないということです。

 

 人は誰でも優れたものをもっています。武田信玄公は、「何より大事なのは己より優れたる者から日々話を聞くことだ。日に一つ聞けば、一月で三十。一年で三百六十の話しを聞いたことになる。そうすれば、前の年の己よりは知恵がつき器も大きくなれるというものだ。このように努めた者は、例え文字も知らぬ百姓であろうと、智者と申すべき。」と話されたといわれており、自身もこの経営哲学を参考にしています。

 

 花や緑の癒し効果は医学的にも証明されており、認知症の高齢者などへの心理的なケアに、花を活用する取り組みも広がっています。来週もご覧いただいている方々に楽しんでいただけるようなお花たちや出来事をご紹介できればと思います。ともあれ、今週もよろしくお願いします。

 

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