入学したばかりの頃の私に伝えたいこと | 女医への道‐再受験医学生のその後の研修医ライフ‐

女医への道‐再受験医学生のその後の研修医ライフ‐

私大文系卒、会社員が働きながら医学部再受験に挑戦
→国公立大医学部医学科に2015春合格→2021卒業&医師免許取得→外科系専攻医予定

遅咲き女医のブログです
2021年会社員の彼と結婚
2022年誕生
未就学児ママ

3年前のゴールデンウィークの頃って、とても鬱々としていたことを思い出しました。

念願の医学部入学だった訳ですが、
違う大学を卒業し、社会人経験もある私にとって医学部は異世界!!(今でも異世界ではあるけど)

ただでさえ、同級生とかなり年齢も違い、知り合いもいない土地に住んで1ヶ月。

きっと気持ちに無理していたのでしょうね。

ずっと来たかった場所なのに窮屈で仕方なくて、受験勉強していた頃の自分に申し訳なくて罪悪感さえ抱いていました。
(それとこれとは別だし、新しい生活に戸惑うのは変なことではないと今なら思う)

同じ思いをしている人へ。

○同級生に無理に合わせない、
○医学部とは関係ない場所で自分の居場所をつくる、
○前からの友人に会う

ここら辺を心掛けると楽になれるかも。

私は、学生皆無のアルバイトを始めたり、社会人時代の上司のお仕事手伝ったり、習い事したり、ジム入会したりしました。

全く大学に関係のないところで、お友達も作ったりして。大人なバーで1人飲みしてみたり。趣味に没頭してみたり。

そうすると、気持ちに余裕ができました。
結果的に、少し大学と距離を置く時間もほしくて、サークルもやめましたが、私にとってはこれで良かった気がしています。

(もちろん、部活やサークルは学生時代の醍醐味で、医学部では大切な縦のつながりを持てるものなので、入るのもありだと思います◎人それぞれですよね!)

10歳ぐらい年齢の違う学生のなかに混じって、全く別の生活するんだから、そりゃ戸惑いとかもある。

同級生は仲良くしてくれていても、ね。

先日、前の大学時代の友人から数年ぶりの連絡があって、「医学部を受験しようかと思ってる」との相談。
頑張って欲しいなー!

私は受験時代には予想もしなかったことで悩んだりすることもある医学部ライフですが、
入学してよかったと思っています。

以前、家庭教師として教えていた20代半ばの男性の言葉。
「覚悟って変化させていかなきゃいけないと思うんです」
医学部再受験を始めた時、
勉強して一年経った時、
思うように合格出来ない時。

状況が変わるたび、
自分を取り巻く環境が変わるたび、
最初に抱いた覚悟は使い物にならなくなる。
だから覚悟を変化させなければならない。

そんなお話をされて、私もそんな柔軟な覚悟を胸に秘めて、この道を歩いていきたいなと思ったものです。

あと3年。やーっと、折り返し地点。