8月に入り
暑さの真っ只中ですが
暦の上では立秋ですね。
さて今年の冬に仕込んだ味噌は
立春〜立夏〜立秋
と季節を過ごしています。
色が茶褐色になってくると
そろそろ食べごろが気になってきますよね。
仕込み会では
味噌の解禁の時期について
「夏を越えたら」
「秋のお彼岸が明けた頃〜お好みで」
とざっくりご説明いたしました。
あともう少しです!
実は味噌には発酵する適温があるようなので
改めて記載いたしますね。
発酵する適温は
35〜37°c
人の体温くらいの温度なんですね。
これが
暑さに充てるということになります。
この時期に充分発酵したら
今度は熟成期に入ります。
熟成すると
味噌に味がのって、栄養価があがります。
熟成の適温は27°c
人が過ごしやすい気温ですね。
このことを目安に、
食べごろは
冬に仕込んだ場合
10ヶ月前後
というところでしょうか。
各ご家庭でお好みの味もあると思います。
私は秋の彼岸明け〜10月上旬の
少し若い味も好きなんです。
熟成期に入ったらお味見しても面白いかもしれません。
それから
味噌にカビが出てびっくりすること
あるかもしれないですが、
あまり心配しないでください。
カビはでます。
ちなみに立秋の頃の我が家の味噌を
開けてみると表面はこんな感じ。
白いのはチロシン(産膜酵母)
取らなくても良いレベルです。
紫、青、ピンク
など、全体に増えてくるようなカビの場合は
下記のように対処して
1週間毎に経過観察して
増えていなければよいと思います
【対処法】
カビと周囲1cmくらいを取り除く
その穴に塩をおく
周囲に焼酎をスプレーする
新しいラップで蓋をし表面を空気にさらさない
今年のお味噌の出来上がりまで
楽しみに待ちましょう♪