君とボクの虹色の世界 「ME AND YOU AND EVERYONE WE KNOW」
見る前は恋愛モノかと思ってたけど。
水の中を優雅に泳ぐ金魚。
おろしたての靴に書かれたYOU&ME。
一言だけの電話、マカロニ。
アーティストを目指すタクシードライバーは不器用な恋に悩み、
老人たちは残された時間を気にしながら愛し合い、
兄弟はけだるい毎日をチャットでつぶし、
少女は20年先の夫と娘を想って、こっそり嫁入り道具を集め、
女の子たちはおかしなメイクで背伸びして、笑いあって過ごし、
靴屋の店員はすべてうまくいかない現実に混乱気味だし、
満たされたキャリアウーマンの学芸員だって、意外な一面を持っている。
「君と僕とまわりのみんな」 は、風変わりでぎこちなく、どこかヘンテコ。
だけど、
真実は驚くほど単純で、美しい。
細かく言えば、なんでそこで火をつける!?とか、
イヤイヤ、それはストーカーでしょ…とか、
ええ!それってアートなの!?とか、
絶対おかしな映画なんだけど、見終わってなぜかあたたかなキモチになる。
勝手に雰囲気からフランス映画だと思ってたけど、アメリカだった。
好き嫌いが分かれる映画だと思うけど、私は好きかな。
無邪気でまっさらなボビーがかわいくて、
彼の目から見た世界はすごくキレイで、キラキラしてて、新鮮だった。
))<>(( FOREVER