切実な願い | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

こんにちは。

昨日は節分でしたネ。
我が家も私が仕事から帰ってから、夕飯を食べる前に豆まきをしました。

外に向かって

「鬼は外~」

と私は豆をポイポイ飛ばしていたのですが、だーさんの言葉がふっと耳に入り。

「鬼は来ないで、鬼は嫌い、鬼はいらない」

って言って豆を飛ばしていました。

だーさんにとっての『鬼』は『うつ病』という病なのだと思います。
切実というか、心の叫びというか。

特にツッコミはいれませんでしたけど、胸の締め付けられる思いでした。

「そうだ~!鬼は出てけ~っ」

と笑いながら言ってあげるのが私の寄り添い・・かな?

「福はうち~」

と私が豆をポイポイ飛ばしていると、だーさんは

「福は一杯来て、幸せいっぱい来て」

と言いながら豆を投げていました。

せ・・・切ねぇ~。(T-T)

更に切ないのは部屋に蒔いた豆の回収。
二人で1こ、2こ、3こ、と豆を拾うのだけど、拾う数が多い・・・・。
蒔いた豆が足りなくなり、パラパラと投げ足した・・・。

そして、食べる豆の量が多い・・・。
ボリボリボリボリ。
いい加減食べ飽きる。

年の数だけ食べるのって切ねぇ~~。(笑)

沢山福が訪れますように。

本日も訪問頂きありがとうございました。^^