もうすぐ月命日 | 一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

一緒に歩いていこう、またそう言える日まで ~自死遺族の日記~

反復性うつ病と診断されていただーさん。
闘病5年の末、2017年9月突然私を残し逝ってしまいました。

《一緒に歩いていこう》

これはだーさんと私の闘病ブログのタイトルでした。
今はだーさんの死と自分の生に向き合うブログです。

こんばんは。

捻挫は少し良くなったものの、仕事は無理そうなので明日はお休みすることにしました。

もうすぐ二度目の月命日が来ます。
今月も叔母がお花を送ってくれました。
めちゃ優しい叔母です。

安静にするため、足を使うのは必要最小限にして殆ど座っていたのですが、時間を持て余していたので、スマホで映画観ていました。

《殿!利息でござる》

面白かったです。


だーさん、見守っていてくれたの?
何で私がコケないように抱えてくれなかったんだろう。
もう上の世界に行っちゃったのかな?
怪我は自己管理?

なんて、あてにしちゃいけないか。

一人になってもうすぐ2ヶ月です。
月命日が近くなると気持ちが落ちますね。
落ちるというか、ふとしたことに涙脆くなるというか。

笑うことは増えたし、楽しむことも増えました。

だーさんといた生活、特にこの5年6年は決して楽しいだけではなかったし、どちらかと言えば苦労も多々あったけれど、だからこそ頑張って生きてるという充実感みたいなのがありました。
それが《共依存》だったのかも知れないけれど。

いなくなっちゃったらもう共依存もなんもないですね。
もう依存したくたってする人いないのだし。

頑張って自立しなきゃいけないな。
いつまでも面影を追っていちゃいけないな。
そう思うのだけど。

あの頃、面倒臭いなと思いながら聞いていた愚痴も今は懐かしく。
あの頃、半分聞き流していた哲学的なヘンな話しも今は懐かしく。
あの頃、嬉しそうに語っていたバイクの話しも今は懐かしく。

もっとちゃんと聞いてあげれば良かったなと思ってしまいます。
それでだーさんの自死を止められたのかはわからないけど。

私はいつだーさんに会えるんだろう。
あまり遅くないうちがいい。
早く会いたいな。

やっと会えると思ったらだーさん生まれ変わっちゃってた、なんて淋しいもの。

待っていてくれるかな?