1月7日は 水戸市の成人式でした。
今年の成人式のお客さまをパチリ
おめでとうございます！
おめでとうございます！レトロな柄のお着物がとても似合っていて可愛らしかった
髪飾りもネットで探して購入したそうで、お着物ととてもマッチしています。
帯はだらりの文庫結びで舞妓さん風に。梅の柄がまたレトロで素敵です！
数年前に成人式のお支度をされたお姉さんともパチリ。
仲良し美人姉妹、かわいいやり取りに私も姉妹が欲しかったな～
一緒に着物が楽しみたかったと思いました。
今、ニュースになっている「Harenohi」の事件は私もすごくショックで、
こんなこと、まさか絶対にあってはならないし、こんな業者を今まで見たことが無かったので
悲しいのと、成人式のお支度を提供する側として悔しく恥ずべきことだと思いました。
その後、世間では成人式のやり直しや着付けと撮影サービスなど
いろんな動きがありますね。
でもね、一度きりの成人の日に楽しみにしていた晴着を切れなかったことはもう取り戻せません。
私が2３歳で着付け講師のお免状を頂いた時に言われた言葉
「着付け師として和装文化を伝承し、広めていくこと」
四季折々の着物の楽しさ、美しさ、伝統美、所作の美しさを知ってもらい
新成人の女子にも着物に親しみを持ってもらえるといいなと思いながら仕事をしてきました。
こんな事で着物を見る度に悲しい気持ちや嫌な思いをするようになるのかなと
着物が嫌いになってしまうのかなと思うと悲しくて仕方ないのです。
近ごろは会社が破たんすると逃げてしまう旅行会社とか無責任な事件が多くて
政治家もお金を私用で使い込んでバレたら辞職して隠れちゃうとか
いつからこんなお金お金の世の中になったのでしょうね。
思いを平気で踏みにじることができるようになったのでしょうね。
私も経営者の端くれなので、仕入れが値上がりしたり、経営面でいろいろと思う所もありますが
信頼を失くすような、期待や思いを裏切るようなことは絶対あってはならないし
いつも同じ思いでお客さまを迎え入れる、施術させていただくというスタンスは変わりません。
思いだけでは経営できないお金にならないというならば 初めから資格なしです。
やりたいこと、やってあげたいこと、社会貢献の軸があっての事業です。
経営も本当に困った時が実力の見せ所、頑張りどころ 人となりの表れるところ。
中途半端に始めて自分勝手に終わらせることは許されないと思います。（きっぱり）
恐怖を煽るわけではないけれど、いつもどこかでそういう気持ちを持って
地味に信頼関係を積み重ねていく以外は成功は無いと思っています。
その姿は周りの人が黙って見ています。そして必要な時は手を貸してくれるのです。
どうか新成人の方も、この事件の被害に遭った方も
こんなひどい大人ばかりじゃない 落胆しないで頂きたいと思います。
私も新たに気を引き締めて 思いを形に出来る仕事に精進します。