おせち料理とは? 日本の食文化・心 | 鹿児島から世界に挑む料理屋のブログ

おせち料理とは? 日本の食文化・心

料亭義経、チョット真面目な豆知識。
「おせちとは?」

日本には色々な神様がいます。
家を守る神様を歳神様といいます👼
1年に1度、元旦の朝に歳神様が家にやってきます今年1年間、家族が健康で平穏でありますように
そんな、イエ🏠を守って下さる歳神様をお迎えし迷わないように家の目印を置く。
それが門松🎍しめ縄、依代などです^ ^
そして召し上がっていただく料理がおせち料理🍱です^ ^

ご先祖様が歳神様となり、イエ・家族を守って下さるのです^ ^
なので歳神様はご先祖様なのです👴👵。

なぜ、おせち料理と言うのか?

ご先祖様に季節のお供え物を召し上がっていただく。
季節のお供え➡︎季節供え➡︎節供(せちく)➡︎節句料理➡︎御節句料理➡︎おせち料理。
と、いうことです^ ^

まずは歳神様と言われる、ご先祖様に召し上がっていただく。
なのでご先祖様に感謝して神棚や床の間などにお供えします。

そして、お正月には柳箸という両端の使える箸をご用意します。
まずは柳箸の片方でおせちをご先祖様に召し上がっていただくという意味なのです。
そして、その反対側で私たち家族が食べさせていただきます😄

柳箸とは柳の木で作られた白い箸です。
🌸春一番に芽を出す縁起の良い木、そしてその白い清らからさから邪気を払うと言われております。

おせち料理には
五穀豊穣(商売繁盛)🌾・子孫繁栄👶・喜び☺・長寿など家族👪が幸せに過ごせますようにと願いの込められた食材や調理方法で出来上がります。
これは医療🏥や文化が発達していない時代、古く昔の先人たちが家族を想う心💓として今も伝えられているのです。

それが日本の食文化🇯🇵として今もなお受け継がれております