キラ・キラ 283 | Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

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主に『大宮劇場』でお送りしております。

時々、アラシゴトもあるかな。

オトナだけのブログです。
未成年の方はご遠慮くださいまし。。。

おはようございます。

 

1日お休みをいただきましたが

 

今日からまた、新しい章でございやす。

 

しばらくお付き合いくださいませ。。。

 

 

それでは、本日もスタートです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キラ・キラ 283

 

 

 

 

 

〜At the farewell party〜

 

 

 

 

 

 

 

 

松岡さんが東京に戻ってきた。

 

 

まあ、オレが戻ってきたとか言うの

 

変なんだけど。

 

京都からこっちに引っ越してきて。

 

ゆり子さんはまだ、仕事の都合で

 

京都と東京を行ったり来たりらしく

 

越してきたのは松岡さんだけだった。

 

 

その引っ越しの手伝いをしたり

 

マンションにもお邪魔したりして

 

ちょこちょこと、松岡さんに会えて

 

オレはようやく、智とのことを

 

自分の口から、松岡さんに言えた。

 

 

まあ、智から聞いてたと思うけど

 

いろいろと話を聞いてもらったりしたから

 

自分の口から言いたかったんだ。

 

それから、今さらながら

 

明け方に帰ってしまった時のことも

 

やっと、お詫びできた。

 

ほんと今さらで、松岡さんも笑ってたけど。

 

 

智も、前は松岡さんとオレが二人になるのが

 

ちょっと嫌だったみたいだけど

 

もう、気にしてないって言ってて。

 

松岡さんとも連絡先を交換したりして

 

いつでも話なら聞くからって

 

そう言ってくれた。

 

智をよろしく頼むね、なんて言われて

 

照れくさいけど、嬉しかった。

 

 

まあ、とにかく。

 

松岡さんとも、時々ごはんできるのは

 

すごく楽しいことだった。

 

 

 

 

 

 

O:じゃあ、今日は飲み会なんだ。

 

 

N:え、あ‥‥うん。

 

 

A:そうそう、急なんだけどね〜。

 

 

S:俺も顔出す予定。

 

 

 

 

 

久しぶりに5人揃ってランチをしていた。

 

みんな、なかなか時間通りに昼ごはんて

 

難しいみたいで、とくに翔さんやまーは

 

いないことも多いし。

 

最近では、智も昼の時間が合わないことも

 

だいぶ増えていた。

 

 

 

 

 

M:珍しい時期に退職するんですね。

 

 

A:そうなんだよね〜。

 

 

 

 

 

退職することが決まった総務課のかなでさん。

 

ご実家の旅館を継ぐためにお見合いをして

 

結婚が決まっていて。

 

年内いっぱいでの、寿退社のはずだった。

 

 

けど、どうやら事情が変わったらしく

 

すぐにでも、旅館を継ぐことになって

 

今月いっぱいでの、かなり早い退社が

 

急遽決まったらしい。

 

 

それで総務部では、送別会をすることになった。

 

 

まだ先だと思ってたんだけど

 

そういえば、こないだ急に予定を聞かれて

 

今週末にやるって、言われたんだった。

 

 

オレは、すっかり忘れていて

 

今日の朝、まーに言われて思い出した。

 

 

今日は智と帰る約束をしてたんだけど‥‥。

 

あとで、一緒に休憩ができたら

 

謝らないとな‥‥。