キラ・キラ 284 | Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

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主に『大宮劇場』でお送りしております。

時々、アラシゴトもあるかな。

オトナだけのブログです。
未成年の方はご遠慮くださいまし。。。

おはようございます。

 

そういえばね。

 

少し前に話題になったマンガ

菅田将暉くんが実写でドラマやるってやつね。

しってる?

 

先月、ちょうど妹に勧められて

現在出ている全巻を読んだとこだったので

わたし的にめっちゃタイムリーでした。

 

主人公の整くんが、渡部豪太くんそっくり!

と話題になってましたが。

わたしは、アフロのジェシーだと思ってます。

似てませんか?アフロのジェシー。

 

まあ、アフロのジェシーを見たことないけど。

 

とにかくドラマ楽しみです♪

来年一月ドラマですけど・・・

 

 

さて、本日は智さんサイドです。

 

それでは、スタートです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

キラ・キラ 284

 

 

 

 

 

〜At the farewell party O side〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はせっかくの金曜だけど

 

和は送別会で、何時になるか分からないから

 

うちには来ないと言っている。

 

 

 

 

 

N:ごめんね、智。

 

 

O:いいよ。

 

 

 

 

 

午後の小休憩に合わせて

 

和とふたりで、コーヒーを飲んでいた。

 

 

今日は一緒に帰る約束をしてたんだけど

 

送別会のことはすっかり忘れていたらしい。

 

昼ごはんの時に相葉ちゃんたちから聞いて

 

ちょっと驚いた。

 

 

でもまぁ、残念だけど仕方ない。

 

そういう付き合いもあるもんな。

 

和はあんまり、会社の飲み会には

 

参加する方じゃないけど

 

同じ部署の送別会だしな。

 

そりゃ、行くよ。

 

 

 

 

でも、明日はうちにおいでね

 

なんて言って。

 

そろそろ、寒い季節になってきたし

 

ふたりでちょうどいいくらいの土鍋が

 

欲しいよねって、前から言ってたから。

 

明日は、買い物に行こうか

 

なんて、話していた。

 

 

 

 

 

N:じゃあ、オレそろそろ‥‥。

 

 

O:あ、もう時間か。

 

 

N:うん。

 

 

 

 

 

仕事、がんばってねって

 

おれに笑う和の手を、ぎゅっと掴むと

 

 

 

 

 

O:和。

 

 

N:ん?

 

 

O:‥‥‥。

 

 

N:‥‥‥。

 

 

O:ううん、また明日だな。

 

 

N:うん。

 

 

 

 

あんまり、飲みすぎないでって

 

そう言おうとして、やめる。

 

 

和は、握ったおれの手に自分の手を重ねて

 

明日は買い物デートだねって言って

 

ふふっと笑った。

 

 

 

デートか。

 

うん、いいな。

 

 

 

少し顔を赤くした和が

 

明日楽しみだねって言って

 

パタパタと、仕事に戻っていった。

 

 

 

ほんとは、少しだけ

 

和が飲み会に行くのが心配だった。

 

 

だって、思い返せばさ。

 

最初に会った頃の会社のバーベキューでも

 

どっかの課長に絡まれてたのを助けたことがあるし

 

夏祭りでもさ。

 

幼なじみという、年下の男に‥‥リョウだっけ?

 

やたらとベタベタされてたしな。

 

あぁ、しーちゃんだって和にベタベタしてたし。

 

 

だから、なんか

 

モヤモヤするんだよなぁ〜。

 

けど。

 

そんなこと、いちいちおれに

 

言われたくないだろうし‥‥

 

まあ、相葉ちゃんも翔くんも一緒だし

 

別に大丈夫だと思うんだけどさ。