キラ・キラ 285 | Sharia×嵐 〜誰も知らない大宮小説〜

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主に『大宮劇場』でお送りしております。

時々、アラシゴトもあるかな。

オトナだけのブログです。
未成年の方はご遠慮くださいまし。。。

おはようございます♪
 
さてさて。
 
こちらのキャラメル、懐かしくないですか?
 
子どもの頃によく食べました。
 
 
わたしは、グリコのアーモンドキャラメル派で
 
旦那さまは、右のハイソフト派で
 
意見が分かれ、それぞれ購入しました爆  笑
 
 
 
余談ですけど。
 
ハイソフトのバニラって知ってます?
 
白い箱のやつ。あれめっちゃ好きでした。
 
もう売ってないのかなぁ。。。
 
 
 
それでは、本日もスタートです♪
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

キラ・キラ 285

 

 

 

 

 

〜At the farewell party〜

 

 

 

 

 

 

かなでさんの送別会は

 

けっこうたくさんの人が来た。

 

 

かなでさんは、総務部のいろんな人と

 

仲が良くて、明るく元気な人だ。

 

オレも、課が違うんだけど

 

フロアは一緒だし、たまに話したりする感じだった。

 

 

最初の挨拶で、かなでさんは

 

芸能人の結婚会見みたいに

 

キラキラの指輪を見せながら挨拶していて

 

笑いをとっていた。

 

 

 

送別会には、営業の翔さんも来ていて

 

克実部長と一緒の席についていたけど

 

オレは、経理課の人たちと同じテーブルについて

 

まーや翔さんたちとは、離れていた。

 

 

かなでさんの挨拶の後は、みんな

 

自由に食べたり飲んだりしていて

 

久しぶりに会社の人との飲み会で

 

オレも、楽しく話していたんだけど。

 

それもだいぶ落ち着いた頃に

 

かなでさんに呼ばれて、ふたりで店の外に出た。

 

 

 

 

 

奏:ごめんなさい、せっかく楽しんでいたところを。

 

 

N:ううん、大丈夫。

 

 

奏:すいません‥‥///。

 

 

N:いいよ。今日はかなでさんが主役でしょ。

 

 

奏:‥‥はい///。

 

 

 

 

 

店は、貸切だったから

 

カウンターの方でも、ふたりになれるところは

 

じゅうぶんにあったんだけど。

 

かなでさんは、外に行きたいと言った。

 

 

いいよって、ふたりで外に出ようとしたら

 

すぐに、まーがやってきて

 

どこ行くの?とか

 

外は、酔っ払いもいるし

 

危ないよとか、言ってきた。

 

 

かなでさんは

 

二宮さんは、私が守りますから!と

 

力強く言って、オレは笑ったけど

 

心配そうにしてた、まーに

 

申し訳なさそうな顔をしていた。

 

でも翔さんが、裏手に従業員の使ってる

 

ベンチがあるよって、教えてくれたから

 

オレたちは、そこにやってきた。

 

 

外は、人も多くて

 

ざわざわとうるさかったけど

 

裏に回るだけで、すごく静かになった。