Sakura...69 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

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宝石緑宝石緑宝石緑

むしろ

3人に囲まれたあの時より

寒気がする

 

「もしもし・・・?」

電話中だった翔さん・・・。

でも切れてた

 

またオレの手をつかむそいつ

 

その手を振りほどく

 

「触んな!」

 

「ツレないなー

恥ずかしがらなくてもいいよ」

 

「迷惑・・・・」

 

「デート代。僕が払うからさ」

 

「デート?行かねぇ・・・・」

 

「どこ行く?何する?

昼ご飯食べて

買い物して

あ…好きなもの買ってあげるし

映画とかでもいいね

景色のいいとこ上ってもいいね

東京タワーとか

スカイツリーとか

それから・・・・・」

 

「行かねーよ!」

 

何を言っても

どう遮っても

オレの言葉にかぶせるように話をし

オレの話は全く通じない

 

「それからさ

ステキな夜過ごそうよ」

 

「何・・・・言ってんの?」

 

「君…君の・・・えっと

名前教えてよ

君…じゃおかしいもんね

せっかく付き合うのに・・」

 

「付き合う?

誰と?」

 

「君と」

 

「誰が・・・・?」

 

「僕に決まってるでしょ?」

 

「マジ…ありえないんだけど」

 

足先から何かが這い上がってくる

虫唾が走る・・・

 

走って逃げようかと思ったその時

 

「相葉っ!」

 

汗だくの翔さんが・・・

 

「櫻井さん!」

 

走ってきてくれたの・・・?

 

そして

オレが

そいつから

逃げる時間と空間を作ってくれ・・。

 

本通りの横道で待機していたオレ

目の前を翔さんが横切った

 

「翔さんっ!」

 

「おう!なんだ

会社へ戻んなかったのか?」

 

「そんなできないよ」

 

「あの雑踏の中じゃ何もできねぇだろ」

 

「でも、マジで話が全く通じないやつで

だから翔さんに

何かあったらすぐ通報できるように・・・」

 

って握りしめたスマフォを見せた

 

 

・・・Masaki

乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ

お待たせいたしました

 

今夜もお読みいただき

ありがとうございます照れ