Sakura...68 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
嵐さんのLOVEを
お名前をお借りして書いています

 

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宝石赤宝石赤宝石赤

俺たちは営業ではないから

直接クレームなど受ける部署ではない

 

一瞬、雅紀はきょとんという顔をしたが

その意図をわかった雅紀は

 

「例の件ですね。すぐ戻ります」

 

と会社方面へ歩き出した

 

その後を追おうとした謎男を

俺が制して

「あいつとどんな関係かって?

上司と部下だ

話なら俺が聞く」

そう言うと

 

『もういいよ』

と訳の分からないその謎男が

雑踏の中へ消えていった

 

From・・・Sho

 

宝石緑宝石緑宝石緑

会社を出て少しすると

 

「じゃぁな」

って潤が古本屋へ入っていった

 

それからしばらく歩くと

どうも・・・気持ち悪い

 

明らかに誰かが俺の後をつけてる

 

早く大通りに出ないと・・。

 

それでも感じる気配に

迷ったけど

翔さんに電話した

 

翔さんはすぐに電話に出てくれて・・。

 

『今どこだ?』

 

えっと・・・ここは・・・

 

「地下鉄駅前の

セレクトショ(セレクトショップ前)・・・・」

 

と、ここまで翔さんと話していたら

ついに・・・。

 

「ちょっと君」

 

その人に話しかけられた

 

「はいっ?」

 

「やっぱり君だ

やっと声かけられたよ」

 

「誰?」

 

「わかんないの?」

 

「・・・・・・・・」

 

マジで知らない・・・。

 

「ちっ!まぁいいや

連休前にさ

変な3人組に絡まれて

困ってたじゃん?」

 

あのこと?

翔さんが助けてくれたやつだ・・

 

「あ・・まぁ・・・

あったねそんなこと」

 

「すぐにポリスマンが来たでしょ?」

 

「…そうだね」

 

「それさぁ…僕が通報してあげたの

多勢に無勢なのに・・・

誰も助けないから

僕が呼んであげたのに・・

なのに

君はさっさと別の男と帰っちゃうし」

 

「あ・・あのときの!

確かに

誰かが通報してくれたのかなとは思ったけど

あなただったんですね

あの時は助かりました

ありがとうございました」

 

「それだけ?」

 

「それだけって・・・それしか・・

とにかくありがとうございました」

 

「だからそれだけ?

そのおかげで無事だったんでしょ?」

 

「確かに無事だったけど

だから…ありがとう」

 

っていう押し問答があって

その人の意図がわからず

困惑・・・

 

そう言えば

翔さんと話している途中だった

 

無視して行こうとすると

手をつかまれて

 

「デート位してよ」

 

「・・・・・は?」

 

「お礼にさ」

 

ってニヤニヤするその人

 

・・・気持ち悪い・・・マジで

 

From・・・Masaki