Sakura...77 | 櫻ふぶきのつぶやき

櫻ふぶきのつぶやき

ペースがばらばらのお話ブログです
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宝石赤宝石赤宝石赤

雅紀の後を付け回している男

 

また居るって聞いて

胃が縮んだ

汗が噴き出した

 

もう家にいて

シャワーも浴び

雅と一緒に

ビールを飲もうとしていた時だった

 

課長から電話。

急に会議で・・・って

雅紀がまとめていた資料が必要だからと

『わるいね、翔君

俺、相葉ちゃんの連絡先知らないから』

朝、少し早く出社すれば

できる作業の伝達だった

 

いいタイミングで

雅紀に連絡できてよかったと

心から思った

 

松本がいてくれる

これも大きかった

 

気が付いたら

着替えて

外に出ながら

松本に電話をしていた

 

アパートから駅まで走る

 

すぐに来ない電車にいら立つ

電車を降りてすぐに走る

 

駅前のスタバ・・・

 

・・・!

居た・・。奴だ。

俺と目が合い

舌打ちをされる

 

そして席を立ち外へ出ていった

 

時間は11時近く

 

「松本の観察眼もすごいな」

 

「いやいや・・・週末ごった返しの居酒屋に

一人で来てるなんてかえって目立つでしょ

しかもちらちら俺と目が合うんですよ」

 

それから松本は

『何かあったら俺にも言ってくれ』

という心強い言葉を残し

かっこよく帰っていった

 

「さて・・。どうするかな・・。」

 

「すみません・・・

もう家にいたんでしょう?」

 

「居たけど・・。

心配しながら家にいるより

顔、見てたほうが安心だろ?」

 

「・・・ありがとう・・・」

 

松本がいてくれているのはわかっていた

加えて

週末のこの時間

街の人出がかなり多い

 

何かをしでかすことはできないはずだ

普通の人ならば・・・

 

だがあいつは普通の人ではない

話が全く通じない

 

松本だって巻き込まれるかもしれない

 

明るい駅

明るい街

たくさんの人

 

Caféの二人の顔を見て

雅紀の後姿を確認して・・

 

俺は…。

 

 

・・・Sho

 

乙女のトキメキ  乙女のトキメキ  乙女のトキメキ

元気です

ふぶきです・・・