BL要素を含んだ表現がございますので
そぐわない方は
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(セミナーや啓蒙活動など含む)
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金曜の夜になると
翔さんのアパートに来て
日曜の夜まで
一緒に過ごすようになった
特に何をするのでもない
一緒に買い物をして
一緒に家事をして
一緒にご飯食べて
丁寧な生活
夜は
ビールを飲みながら
会社の愚痴を言い合って。
酔ったり、寝ぼけて
・・時々
オレを雅さんと間違えて
抱きしめたり・・。
キスされそうになったりしたけど
それでもよかった
オレはどんどんどんどん
翔さんを好きになっていった
・・・Masaki
朝晩はすっかり冷えるような季節
青々としていた桜の葉が赤く色づいてきた
10月下旬
俺はこのままではいけないと
ずっと考えてきたことを実行に移す
去年から依頼のあった
関西支店への転勤を受ける。
俺は雅紀と離れることを選んだ
どんなに思われても
俺はそれに応えることはできない
大野課長と何度も話し合った
「まぁ・・・
向こうも
来ては欲しいと言っているんだけどね
僕はここでは必要だからと
ずっと拒んでいたんだけど」
「そういう評価はありがたいんですが・・」
「田舎へ帰るのも大変になるでしょ?」
「それでも・・。」
「うん。わかった
最長3年だよ?
それ以上はこっちが困る」
「…わかりました
ありがとうございます」
「ふふふっ・・・
翔くん、優秀過ぎるんだよ」
「ははは・・嬉しいですよ」
「えっ・・・?嘘だよね?」
翔さんが
大阪に行っちゃう
「オレのせい?」
「いや・・・」
「あ・・・あのさ
迷惑だったらもう来ないし」
「お前のせいじゃない」
「だって!」
「会社の命令だ」
「だけど!」
「仕事だ」
「そう・・・・だよね・・・・」
・・・Sho
ふぶきです
今夜もお読みいただき
ありがとうございます