三年後期の授業も折り返し地点となり、


今日は卒試の第一回目でした。


ここで8割をとらないと一月にまた再試験。


つまり落とすための試験なわけですが、


ここにきて3年になって初めて少しは受験生らしく


勉強しました。


って言っても2週間くらいやけど…






まぁ、テストの出来はおいといて、


今の授業は結構外部の臨床実績のある先生方の講義や実技が多くて


勉強になります。


いろんな話を聞いたり、実習をしたりしながら、


へー!そうなんや!!と驚いたり、


こういうところはすごくいいな、見習いたいな、と参考になることがあったり、


先生が具体的な話をしてくださるからこそ、


私がやりたいのはこういうのと違うな、


逆にこういうことをやりたいな、というのがはっきりしたり、


っていうのがたくさんあります。






人生の中で学校(特に専門学校)と言う場は本当に特別な場で、


特に仕事に関しては、普通大人は自分の会社の上司や同僚や


自分が接したお客様から経験的に学ぶことが主で、


こんなにたくさんのいろんな「プロ」から


直接、学ぶためだけに3年間も費やすなんて


ほんとに貴重なことで。




その分高いお金も、時間も費やしてるけど、


今のうちにしっかり学べるもの学んでおきたいなと。


(と言いつつ授業中かなり寝ちゃってるけど…わざとじゃないけど)




たぶん、いくら先生たちでも、こっちが卒業して曲がりなりとも同じ土俵に立ったら、


もうこんな風にいろいろ教えてくれはしないでしょう。








前置きが長い。。。






具体的に。メモ程度?だけど、今の先生たちから感じるもの。








まずは、中医学のO先生


京大の薬学部出身の薬剤師さんで、


35歳で全身の癌で死にそうになっていたところを鍼で助けられてから


東洋医学も学んで、中国籍まで持ち、


72歳の今でも毎週中国と日本を往復して


臨床、教職両方をやってらっしゃるすごい人。


噂によるとぶっとい中国鍼で痛いらしいけど。。。




あの先生の話はどれもとてもおもしろい。


人間としてもおもしろい。


まずは先生の肌!!


顔だけじゃなくて腕や手にもしみひとつなくて、


すべすべなのが説得力ある!!




最初はどうなんだろ、と思ってたけど、


独特のシニカルなユーモアあふれる中国話も興味深いし、


バランスの話とか、こないだは真央ちゃんの栄養士を変えろと


責任者に言った話とか。


とにかく東洋医学の考え方を自分の生活で実践して


結果を出してるから説得力ある。




まだまだわからないことだらけだし、


中医学、東洋医学、なんやら難しい…って思ってたのが、


もっと知ってみたい、考え方がおもしろい、


と思えるようになった気がする。






特に「肉(たんぱく質)が大事」っていうのが、


私の価値観やライフスタイルにぴったり!!


私野菜嫌いであんま食べないし、


肉大好きで毎日肉食べてるけど、別にそんな太りもしないし、


元気でいいと思ってきた。


日本の栄養論だとどうしても菜食主義や粗食が主流のような気がするけど、


確かに脂肪の取り過ぎはよくないし、


お腹の汚れは気にせなあかんのやろうけど、


基本体はたんぱく質やし、体動かすにもたんぱく質が重要やから


肉はええやん、って思ってたから。


先生に肯定されて、すごい自信が。


ま、なんでもバランスやから偏るとあかんのやろうけど。






ほかにも、中国人がプロスポーツ選手になるには、


まず親の遺伝で選別されたり、女子選手でも生理がないようなら


出さないっていう主義やから強いものは強いけれど


マラソン選手とかは出てきにくいっていう話とか、


ちょうど尖閣諸島問題があったから、あの人たちはデモにいけば


いい日当(10000円くらい)になるから、仕事やちょうど休みの日にバイト感覚で


行ってるんだとか。


知らない話が聞けておもしろい。






結局先生がどうやって癌を克服したのか、


具体的にはよくわからないけど、


とにかくバランスを整えること、


普段からの生活で「未病を治す」っていうことの重要さ、


そのあたりからやっぱり東洋医学、鍼灸は楽しい、


これからの世の中に必要とされるものなんだという


希望がわいてくる。




今の鍼灸ってまだまだ「肩コリ、腰痛やスポーツ障害=今ある症状、を


緩和する、早く回復させる」っていうことのためにしか


使われてない。


けど、私がやりたいのはそこじゃないんだというのがはっきりしてきた。






それこそ、ヨガとかピラテスとかと同じように、


普段から心身のバランスを整えて、


病気になりにくい心身を作ること、


つらい状態になる前に、自分で自分の調子を整えられること。






ヨガも鍼灸も。


すべて一つの手法にすぎない。


人が幸せに生きるため、つまり心身ともに健康で生きるための。






うん、そうなんだな。




だからもちろん、それでも抱えてしまった痛みや苦しみを軽減するための


N先生やM先生のような、解剖学に基づいて


しっかりと筋肉や痛みの元にアプローチするような仕事も


大切だとは思うけど、


どうも自分にはしっくりこないんだよなー。


人の体はみんな違いすぎるし、実際体の中身なんて見えないから難しいし、笑。






O先生は毎日自分で


合谷・内関・三陰交・足三里


に鍼を打ってると言っていた。


私は毎日とはいかないが、


なるべく三陰交のお灸をしたり、4本パックを一つ開けて三陰交、足三里とか


最近は冷えるので太谿や水泉あたりに打ったりしている。






そうそう、この一カ月は結構まじめに三陰交のお灸をしたから、


月経周期がぴたっときたし、


生理痛もまったくなかった。


カイロで冷えを予防したのもあるけど、


ほんとに、やると全然違う。


1カ月でこれだけ結果が出るのだから、


そりゃこれを何年も続けてたら、内臓に違いが出るのもうなづけるよなぁ。


ほんとすごい。


ただ家でやると結構臭いのと、めんどくさいけどね。


生理痛がひどいっていう友達にはみんなに千年灸を勧めている。








あぁ、長くなった…


ということで今日はこの辺で。


関係ないけど最近テレビでのスポーツ観戦がほんとに楽しい。


フィギュアが一番、この週末は柔道、K-1もある。


流血までいくとちょっと厳しいからK-1は迷うところやけど、


柔道は好き。


フィギュアが一番好きやけど。




あーもし、来年から行く場所の近くにスケートリンクがあったら、


フィギュア、とまではいかないにしろ、


ちょこっとまねごとやってみたいなぁ。


ってスケートはほとんどやったことないけど。


でもスノボよりはお金も時間もめんどくささもけがもマシなような気がする。


バレエやダンスも楽しいけど、なんか新しいことにチャレンジする方が楽しいし、


あの美しさにはやっぱり憧れるしね。


前、60くらいの夫婦がやってたの見たもん、


できなくはないでしょ。




今の暮らしも楽しくて、ここを離れるのはほんとに寂しいけど、


新しい土地に行くワクワク感はやっぱりあるなぁ~




とその前に勉強だけどね…