私は子供の頃から30過ぎるまで、母親から父やきょうだい、親戚の愚痴をずっと聞いて育ちました。


だから、私には潜在意識レベルで

「妻、母親たるものは自己犠牲を払って家族を支えないといけない」

「父親のように、趣味や自分のやりたいことが第一な人は家族を不幸にする」

「結婚は人生の墓場、親戚が増えるのは不幸が増える元」

「お母さんになると不幸になる」


こういう価値観、いわば「母・妻の呪い」が刷り込まれていました。
おかしいですか?
でも本当のことです。


だから、子供が嫌いなわけではないけど母親になりたくなくて子供を望まなかったし、父に似て多趣味な自分がそのままの自分で結婚すれば相手が不幸になる、と、結婚も37才と遅めでした。


結婚後、新しい家族を持ったことで親きょうだいとは距離を置くようになり、母の愚痴を聞くことはなくなりました。


その分心穏やかに過ごせるようになったけれど元夫との関係も、その後できたパートナーとの関係もやっぱり最後にはこの呪いのせいでなかなかうまくいきませんでした。

パートナーとの関係を保つには私らしさを抑えて相手の望む私にならなければいけない、そう思い込んで自分で自分の首を締め、結局耐えきれずに爆発し、終わりを迎えてしまうのです。

自分は恋愛関係とか家族関係には向かないんだ、もういいや、それ以外の関係性で人と関わりながら生きようと半分諦めていました。


でも、最近、ふと。


母はずっと幸せだったし、今も幸せなんじゃないかと思うようになったんです。


子供の私の目に映る母はいつもしんどそうで悲しそうで悔しそうで不幸そうでした。
不幸な母を助けられない私は自分の無力さや母を苦しめる父や親戚を憎み、責めたりしました。
そういう子供時代を経ると、そんな自分は幸せになっちゃいけない、なれるわけない、という潜在意識が身に付いてしまうことがおおいそうです。

私もそうだったのかも。


でも、私にいくら愚痴っても結局父と別れなかった母。
経済力がなかったわけではないので本気で別れようと思えばいくらでもできたのにそうせず、文句を言いながらもずっと一緒にいたのは、やっぱりどうしようもなく、父のことが好きだったんじゃないかと。

そこまで誰かを好きでいられるって実はとても幸せなことなんじゃないかと
気付いたのです。


そして、私がいたことで、母は父を愛し続けられた。
私は不幸な母を助けられなかったんじゃない、母が大好きな父と一緒にいられるよう、母の幸せを支えてあげてたんだ。


そう思えるようになりました。


だから、そろそろ私も呪いを解いてあげようと思います。
私だって自分らしくいながら、好きな人と幸せになれると信じたい。

できれば私は母のように我慢して愚痴を言いたくないから、言いたいことはちゃんと相手に伝えながら。

もうたくさん苦しんだからそろそろ新しいステージに行きたい。
いや、行く!


最近、ふつふつとそう感じてます🤭
来月は母の72才の誕生日。

ずっと怖くて聞けなかったことを
聞いてみようかな。

「お母さんはお父さんと結婚して私たちを産み育てて幸せだった?」

うーん、やっぱり怖い…かも…😢

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恋愛関係や家族関係におけるストレスは自分でも気付かないうちにあなたの心と体を蝕んでいます。

そしてそれらは潜在意識より深いところに原因があり、本人もその仕組みに気付けていないことがとても多いです。

心と体に気持ちのいい施術を受けながら自分の心の奥底にあるものに
向き合っていきませんか。

笑顔は絶やさず毒舌ありの本音トークでお迎えします🤭


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