料理に和食、洋食、中華…とあって、
さらに普段使い、会食用、療養食…と
目的が違った食事があるように、

鍼灸にも、いろんな方法( 流派?みたいなもの? )があって、
目的にもいろいろあるんです。

代替医療だから治すことが
一番だろ、と思う人もいるかも
しれませんが、

私が大事にしているのは、まず、


痛くないこと。


自分自身がとても痛がりで怖がりで
昔から注射が大嫌い、
今でも毎年健診で採血するのが
億劫で仕方なくて、

専門学生時代の実習でも
痛みに震えて鍼が怖かったから。

痛みを治すために行った鍼灸院で
ものすごい痛いのを打たれて
体が硬直してしまい、
行く前より悪化したことも
あります。


でも、ある先生のおかげで

痛くない、やさしい鍼

に出会い、
痛くなくても効果があるということ、
痛くないのに刺したまま置いておくだけで
気が調って、すごく気持ちよく、
体が軽くなるのを知って。

そこから初めて鍼が好きになりました。
みなさんにもこの気持ちよさを
知ってほしい。

( 過去の私のように)
痛みのせいで鍼を嫌いに
ならないでほしい。

その思いで一本一本丁寧に
打っています。





※痛い鍼を否定はしません。
それにはそれの意味と目的があるので。
要するに料理同様、使い分けと好みです。