剣心会と新選組は地域活性化のため積極的に町イベントに参加し貢献して参ります
今月の一弾目は「おおさとまつり」です。
前回の「会津まつり」続きは申し訳ありませんいったん休止させていただきます。
開催前の記念撮影 見学者に「礼」と「刀礼」 形の理合いを説明する
居合形は一人、単独で形稽古をするため、形の理合い(対敵がどこにいて
(どうような体の動きをして刀がどこに向け、どの個所を斬る)斬るか?
他の人が見て対敵がどこにいて、何をして斬っているのか?わかりません
そこで対敵を立て(立ち技)あるいは座って(座る伎)相手の間合いを測り
斬る過程の動きを二人で対戦し説明します。(これが形の理合い説明です)
この技はすべて後の先(ごのせん)で対敵が先に斬ってきて、止むを得ず
後で応戦する様です。鯉口を斬り鞘離れ一瞬にて切り倒します。
画像A(膝の悪い形用演武)画像B 通常居合形演武 画像C 剣術形演武
居合形を演武する(左画像)は膝が悪い形用で座伎を、立ち技で演武すると
このような動きで座らなくても立ち技に変換した技で稽古できるようにしている形です。前列は座って技を繰り出し、後列は立ち技で演武しております。
同時に演武しているので違いが解ると思います。
画像Bは通常の立ち技居合形の演武で、敵が見えないのでどのような対敵の動きが
解らなく斬っていますよね~わかりませんよね~
画像Cは対敵がいて、木剣で撃ち合いますからよくわかると思います
(時代劇チャンバラがそうですね~、寸止めに近い打ち合いです、下手な同士ですと
打撲や擦り傷もたまにしますね~、上達しますとかわせますよ~(笑)
刃をしのぎで合わせ 対敵が抜き放つ瞬間に かわし撃ってくる敵に対し
正中線を取る、相手はビビる 小手を制す 下段から斬り上げ目をつく
次は私(右側)が出演の刃引きの形です
刀の刃をつぶして撃ち合う、危険でリスクが伴う形演武(高段者用)です。
まず、左側の画像は後の先で正中線を取り、切っ先が対敵の顔に近いです
この時、対敵の恐怖の顔が見えます、しっかりと剣先の動きを観るからです
(真剣でやると刃が互いに当たると火花が少し見えます、そしてきな臭い匂いが
しますよ、両刃が当たる強さにもよりますが、刃が欠ける場合もあり、この場合でもしのぎで受け刃と刃を合わせないように稽古します。合金でも刃こぼれします。
時代劇にようにチャリン~なんて音はしません、真剣は鉄と鉄ですからガチッ
ガチッとこする音がします(笑)
真ん中の画像は対敵が抜き放つ瞬間に後の先で小手を制します
対敵は小手を外しながら真っ向から切り込んでくる刹那、拙者が下段から瞬時に
切り上げ対敵に右腕の下から目に突き入れる・・。という形です
この数技を繰り出しますが「間合いがとっても重要です」互いの間合いが近いと
剣先が当たり怪我をしますし対敵もみぎりや間積りの鍛錬をしていませんと
かわせないですね3cm~5cmで寸止め技量ができないと絵になりません
あまり対敵と離れて斬ると踊りや殺陣や歌舞伎になります。
ゲストの大根斬りです。水平に三回斬れますよ~
演目最後は人気のある「試し斬り!」です
今回はゲストの女性と 男性に「大根斬り」をしてお土産に斬った
大根をお持ち帰り、晩は大根料理にしてもらってください(笑)
通常、うまく横一文字(大根を水平に斬る)に下段から水平に斬ると
三回斬れるようになります。三回を水平に目標をもって斬ってください~
試し斬り三剣士が巻藁を袈裟斬り(けさぎり)で見事斬る!
抽選会やサイコロゲームがあり出た目だけboxテッシュもらえるよ~
このゲームだいぶ並んでいましたね~
私たちの前のステージは沖縄舞踊愛好会の(沖縄舞踊でした)
午前9時に集合し、リハをして11時30~12時までの30分の演武でしたが
楽しく居合形・剣術形・刃引き形・試し斬りの演武で「おおさとまつり」を
盛り上げて参りました。会場の皆さんから盛大な拍手と声援を頂き
ありがとうございました。
午後も祭りのステージエントリーの方々が続きますが、私どもはこの辺で
失礼させていただきます。ありがとうございました。
また来年お邪魔させていただきま~す宜しくね~