大人のいじめ | みちしるべ

みちしるべ

人は生まれによって尊からず

その行いによって尊し

かけた情は水に流せ

受けた情は石に刻め

右は極楽 左は地獄

心ひとつが道しるべ

君子は其の言の其の行いに過ぐるを恥ず。

(君子は自分の言葉ばかりが先走って、

行動が追いつかないことを恥とする。)

 

イエローハット創業者、鍵山秀三郎先生の

お言葉の中にあった論語の格言。

 

君子とは、徳が高く品位のある人。人格者。

人を導く立場にある人、リーダー、父母、兄・姉、先輩、呼び方は色々ある。

人はこの世に生きている以上、好む好まざる関わらず、必ず誰かを導いている。

例えば自己肯定感が低く(生きている意味がわからない)と嘆く子どもと、悩む母親。

ひとり泣き崩れる母親の姿を見た子どもが(母親を泣かせてはならない)と心を改める事があるように。

我が子がいつの頃からか前向きになった理由を知った母の固く凍った心にようやく陽が差し込むように。

子も母も導こうとして、導くわけでなく、お互いの存在が何かしら共鳴し、成長に導かれる。

 

ひとりで何かを成し遂げられる人は、誰もいない。

だから「誰」と共に生きるのか、仕事をするのか、付き合っていくのか。

その「誰」をできれば理想に近づける為に「事実」を正確に捉え、見極めること。

 

「事実」とは「行動そのもの」であって

「行動そのもの」は必ず「思想の反映」となっている。

 

「言葉」は、もはや思想ではなく道具と化している。

言っていることと、やっていることが一致しない。

平然と嘘がまかり通っている。

言葉だけを信じてはいけない。

今はそういう時代。

 

結局、何をやっているかという「行動」を探るしかない。

そうすれば、人間関係を間違うことはない。

まともな人が集まれば、力となり

この腐りかけた世の中を治すこともできる。

 

「いじめ」のようなことを

国を代表する公人・メディアといった

公器が行い、世間を振り回している。

いじめを正当化させてはならない。

無言の内に見過ごしてはならない。

「いじめ」に与しない為に
言葉を信じず、行動を見極める。
 

①第三者の言葉・風評・報道を信じない。

②本人の言葉は鵜呑みにしない(言行一致を確かめる)。

③行動がありのままわかる編集されていない・歪められていない事実(ソース、情報源)を確かめる。

 

Webに書かれている経歴など、表面的な事でなく、

仕事の取り組み方、人間関係の移り変わり

を精査することで、見極められる。

何故なら仕事=資金源、どんな思想・利害関係の中に「現在」いるかが見極められる。

「現在」だけでなく、「過去」がわかれば、何を基準に判断しているか「価値観」が浮かび上がってくる。

離れていっている人、敵対勢力の評価がわかれば、はっきり見極められる。

 

2017年7月10日、NHKで加計学園問題に終始する国会中継の報道があった。

報道各社は国会中継の一部を切り取り、意図的なニュースを流していた。

(偏向報道の詳細はコチラ)

http://netgeek.biz/archives/9934

 

ちなみに自分は、政治に期待せず

自らの力で何とかしようと思うタチ。

 

腐っとる。


まともにニュースに取り上げたのはごく一部。

ほとんどのメディアは国民にこう訴えた。

「疑惑は深まるばかり」

「誠実に説明する必要があるのではないか」

 

(おいおい、何だこれ?)と感じた。

7月10日の国会においても、6月13日の国家戦略特区ワーキンググループへの記者会見においても、政府側の説明はしつくされていた。

これを報道しなかったメディアと、明らかに印象操作なのか、時間稼ぎなのか的を得ているようで、得ていない国会議員の質問。

嘘もつきとおせば、真実になると言わんばかり。

 

そもそも国会を見る時間、記者会見を見る時間の無い、一般国民に向けて、偏りない報道するのがメディアの責任ではないんだろうか。

 

国民の代表をして、国益に資する行政の在り方をチェックし進めるのが国会議員の職務なのでは。

 

大人の「いじめ」劇場

 

●アベ学級委員長が、邪魔な人たち

「先生、アベ君が、加計学園の人とお友だちだから、ひいきしてると思うんだけど!」

 

○先生

「アベ君が、加計学園の人とお友だちだと何がダメなの?」

 

●アベ学級委員長が、邪魔な人たち

「ひいきはダメって先生も言ってましたよね?」

 

○先生

「ひいきって何のこと?」

 

●アベ学級委員長が、邪魔な人たち

「よくわからないから、アベくんに聞いて!」

 

○先生

「よくわからないの?」

 

◆アベ学級委員長

「友達だけど、ひいきなんてしてないよ。友達だと何がいけないの?

それに友達だったら、ひいきすることもあると思うけど、ダメなの?」

 

●アベ学級委員長が、邪魔な人たち

「といかく、ひいきしてるんだろ!?」

 

◆アベ学級委員長

「してないって。記録もあるし。じゃあ、委員達に聞いてみてよ。」

 

●アベ学級委員長が、邪魔な人たち

「オマエが、説明しろよ!」

 

◆アベ君

「だって、加計学園のことは委員に任せてるから。」

 

◇愛媛県のカト君

「アベ君は加計学園のことは直接、関係ないよ。最終的に報告はいっているとは思うけど。

加計学園と一緒にやってきたのは、委員達だから。」

 

●アベ学級委員長が、邪魔な人たち

「・・・あんたに聞いてない!アベ、説明しろよ!!」

 

◇アベ学級委員

「我々委員が進めてたから、説明なら我々がしますよ。」

 

●アベ学級委員長が、邪魔な人たち

「・・・アベに聞いてんだよ!黙ってろ!」

 

○先生

「先生、聞いてたけど、●君の言ってることおかしくない?

だって、アベ君、友達なだけじゃない。ひいきなんてないじゃない。

なんでそんなにアベ君を責めるの?」

 

●アベ学級委員長が、邪魔な人たち

「とにかくアベに聞け!疑惑はますます深まっている!」

 

○先生

「愛媛のカトさんと委員のお話し聞いてたら、友だちってこと以外、関わりないじゃない。

それに、ルールを守って進めてきたことだし、記録もあるのよ。

ルールを破ったり、嘘ついたら、捕まっちゃうのよ?」

 

●アベ学級委員長が、邪魔な人たち

「お前ら黙れ!とにかくアベに話させろ!説明する責任があるはずだ!」

(オレはアベにウッカリ発言させないといけないんだ!)

(票田からの要望は絶対なんだ!)

(次の選挙で勝つ為にも!)」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

こんなことをカメラの前で、平然とやっている。

一体、何がやりたいの?

その仕事、楽しいの?

世の為、人の為になってるの?
「いじめ」はダメって教えられてるよね?

日本の教育だったらだけど。

 

自分(達)さえ良ければいい、邪魔な相手はどんな手段を使っても排除する。

これに与しては、品格が疑われるというもの。

世の中がこんな連中一色になったら

あっという間に、人類は滅んでしまう。

かつて政権交代のその後は、日本近代史ワースト、国が亡くなりかけた。

 

だから、事実を正確に見聞きして、きちんと見極めなければいけない。

政治を判断するなら、編集されていない議事録や記者会見、国会中継・・・

そもそも、一般の人はそんな暇がないから

見極められない構造になっているんだけど。

 

人を判断するなら、

SNSの内容をチェックしたり、周りから「事実」を聞く。

さらに親兄弟・妻・夫・彼氏・彼女など

「自分を大切に想ってくれている人」にも聞く。

 

何も政治やメディアに限った話しじゃない。

きれいごとを言って、人の良心を利用する輩もいる。

 

これを見過ごしてはならない。

他山の石である。

 

※説明責任を果たす国家戦略特区ワーキンググループ 記者会見①

 

※説明責任を果たす国家戦略特区ワーキンググループ 記者会見②