東日本大震災から9年、数えて3289日。

 

この日に記事をあげようと書きはじめ、春分の日が過ぎた。

 

9年前、東日本大震災の支援に立ち上げ、今は記録帳になっている。

 

 

 

令和初の3.11。

 

虹が出た。

 

天変地異の兆しともいわれる。

 

 

 

 

 

経過を伝える番組も少なくなった。

 

～引用　岩手日報

 

 

 

語り継ぐ使命、永遠に　

 

 

室浜海岸のなぎさに立つ。

 

大槌湾は穏やかに輝いていた。

 

 

「そういえば、津波のあと海に来たの初めてだね」。

 

 

東日本大震災から９年。

 

母を、仲間を、ふるさとを奪った海へのわだかまりは消えていた。

 

避難所で「お母さんどこ？」と捜していると、誰かが絵本を読んでくれた。

 

３歳で母を亡くした釜石市の鵜住居（うのすまい）小６年、藤原菜穂華（なおか）さんは、寄り添う心の温かさを覚えている。

 

引用終わり～

 

 

 

「震災は、お母さんを失って、ほんとうにつらかった。

 

　だけど、いろんな人と出会えて、経験できて、成長できた。

 

　だから、震災は良い経験だったと思う。」

 

 

被災地の小学6年生、藤原菜穂華さん（震災当時3歳）の言葉。

 

もう大丈夫

 

とも聴こえた。

 

 

 

20年ほど前

 

ベンチャースピリッツ上場バブル

 

名声・利益の為に、蹴落とし蹴落とされ、傷つけ傷つけられ、何かを犠牲にした時代。

 

道ばたに人が倒れていようが、電車に人が飛び込もうが無関心。

 

何かにつけて、政治が悪い、会社が悪い、誰彼が悪い。

 

正義と悪、勝者と敗者とに分け、自らには省みない。

やがて憲政史上初、民意による政権交代、東日本大震災、原発事故。
 

無力に打ちひしがれ、仕事に逃げ、酒に溺れ、ネットにのめり込み、惰眠を貪る。

 

絶望。

 

耳について離れなかった歌、中村つよしさんの愛のカタチ。

 

 

 

震災で母親を失った３歳の女のコが（サンタを待っている）と知った。

 

 

中村つよしさんのHPを見つけ、恐る恐る願い出ると、快く受け入れてくださった。

 

何故受けてくださったのかを聞くと

 

「こんなんするの初めてやし、

何からどう手ぇつけたらえぇかわからんし、

普段エロい事ばっかり考えてるどうしょうもない男ですが支援よろしく、

みたいなん書いてあって、こんなら大丈夫やろなって思いました。」

との事だった。

 

 

2011年　クリスマスの頃

 

仮設住宅に届けられた。

 

 

 

 

2012年　夏の終わり頃

 

原爆投下された広島の被爆桜が桜の聖母短期大学に寄贈された。

 

詩を書く機会をいただき「絆の桜｣が生れた。

 

中村つよしさんが曲をつけてくださり、歌ってもくださった。

 

 

 

 

 

2014年のクリスマス

 

父親が急逝した福島の少年と出逢った。

 

たとえば今僕が消えていなくなって

はこのクリスマスを経て中村つよしさんが創られたと伺った。

 

愛のカタチを超える歌だと思えた。

感情を激しく揺さぶる歌。

 

 

 

 

2016年

 

愛のカタチは、再び時代に求められた。

 

ホンモノが求められる時代になった。

 

 

 

 

2020年春

 

ときめき　　許される　生きがい

　

というメッセージ。

 

 

私利私欲に溺れ、真心に触れ、また私利私欲に塗れ

 

驕り、縁、家を失い、彷徨い、絶望の縁（フチ）で救われ

 

闇に彷徨い、光に許され

 

いつも微かな光は、絶望の縁（フチ）にあった。

 

縁（フチ）に役が生まれ、活きる

 

眠り起き、失い得て、飢え食し、生きる

 

師曰く　「これで、いいのだ」

 

真理はいつもシンプルだ。