スイスの大手PBジュリアス・ベアの受難 | Mr.Gの気まぐれ投資コラム

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スイスの大手プライベートバンク「ジュリアス・ベア (Julius Baer)」が受難だ。


元ケイマン駐在の幹部ルドルフ・エルマー氏の情報漏洩意図はどうも釈然としない。

かなり、お金をもらったっぽい。

こんなことで、脱税のことを社会に知らしめても仕方ない。

大統領の名前でも出てくるならともかく・・・。

スイスの銀行機密法を犯した罪で死刑になるべきひとのような気がする。


ジュリアス・ベアというプライベートバンクを知っている日本人は少ないと思うが、日本に支店を持たない優良で信頼性の極めて高いプライベートバンクのひとつであることは確か。

ジュリアス・ベアにとっては威信を傷つけられてえらい迷惑な話。


Gは残念ながら口座は持ってません。


以下、asahi.comより引用


【ロンドン=伊東和貴】内部告発サイト「ウィキリークス(WL)」は17日、スイスの大手銀行ジュリアス・ベアの元銀行マンから、約2千に上る個人・会社の口座情報などを受け取った。詳細は不明だが、世界の富裕層の脱税暴露につながる情報が含まれている可能性があるという。

 情報を渡したのは、ジュリアス・ベアで、タックスヘイブン(租税回避地)の英領ケイマン諸島に駐在する幹部だったルドルフ・エルマー氏。過去にも情報を暴露したことがあり、スイスの銀行機密法を犯した罪に問われている。

 ロンドンで記者会見したエルマー氏は「(脱税で)税収が失われていることを、社会に知らせたい」と強調。政治家約40人の海外口座情報が含まれていると明らかにした。

 情報の入ったCD―ROMを受け取ったWLのアサンジュ編集長は、市民団体と協力して内容を精査した上で「早ければ2週間で公表する」と述べた。

 一方、ジュリアス・ベアは英BBCの取材に対し、「当行と顧客の信頼を傷つけるのが狙いだ」と反論する声明を出した。


引用終わり