「おばけのはなし」をしたところですが、ついでにホラーのはなしもしておきます。
「ホラー」とは英語の「horror」で、ホラー映画のホラーですが、その意味は「ぞっとするような恐怖」です。
前述の「おばけ」概念にあたる人間には必ずしも「ホラー」が付いてくるわけではないようです。
「おばけ」はある種の人間を表す概念で、「ホラー」は結果として付いてくるものです。
「ホラー」をもたらすものは、おばけ人間だけではなく、普通の人間でもあり得ます。
むしろ、普通の人間の方がよりリアリティーの世界で「ホラー」に近いかもしれません。
人間の考えていることのドロドロした部分そのものが「ホラー」の要素だと言えます。
つまり、人間関係には「ホラー」がつきものであり、人間どうしが付き合う限りは「ホラー」的要素が常に生まれると考えられます。
まさにエヴァの世界です。
ATフィールド無しには、人間は個を保って生きてはいけないのかもしれません。
しかしながら、人間は変わった生き物で、「ホラー」が恐ろしいものであることをよく知っているにも関わらず、無意識に「ホラー」を求めています。
ホラー映画(恐怖映画)を観たいと思うのが良い例です(大抵は観てから後悔しますが・・・)。
さて、ここからが本題ですが、男性にとって最強のホラーは何かと言いますと、女性であると言わざるを得ないでしょう。
女性経験の少ない若年男子諸君の夢を壊すようですが、全ての女性の本質は「ホラー」そのものであるという事実を覆せるとは思えません。
「子宮でものを考える」という表現を聞くだけでも最高にホラーです。
実際には子宮に脳の機能があるわけではありませんから、ある種の「ホラー」が潜んでいてそれが判断を促すのかもしれません。
一度でも女性を心から愛してしまったことのある男性なら、きっと「ホラー」の出現を体験していることでしょう。
しかも何度別の相手とそれを繰り返しても、その「ホラー」は必ず出現するのです。
それがわかっていて何故男性は女性を求めるのか?
常識では考えられない行為です。
おそらく、男性のDNAの中にそのホラーを求めるプログラムが組み込まれているのでしょう。
神恐るべし・・・です。
全ての女性は「ホラー」を持っていると言えますが、全ての女性が「おばけ」ではありません。
「ホラー」は全てを支配する力を持っていますので、そういった意味で女性の「おばけ」は人材の中で最強のポジションなのかもしれません。
最近の「Mr.Gおばけ研究所」による調査結果では、この「女性のおばけ」の対極に位置する最強の人間は、「ロギア系の悪魔の実の能力者」ではないかと思われます。
「ロギア系の能力者」については、知らない人は漫画「ONE PIECE」を参照してください。
「おばけ」VS「ロギア系能力者」については、また改めてお話ししたいと思います。